■シルバー事件■      1999・10・07発売   プレイステーション


シルバー事件。私は銀事件とか呼んでますが。
このゲームは良くもあり悪くもあり・・・・はっきりいってゲームとは呼びたくないソフトなのですよ。
アドベンチャーなのだけど、流れるテキストを追うだけなんだよね。アクセスするポイントも決まっているし、
どこにアクセスすればいいのかも提示してくれている。考える余地すらないんですよ。
ゲームをやった気にはどうしたってならないソフト。
しかしそんなソフトながら、どのゲーム雑誌のレビューを見ても「センスが気に入ったのなら」とか
「かっこいい」とは書かれているのです。このセンスが好きなら買い、とね。その通りなんだな、このソフトは。
ゲームをするつもりなら買ってはだめ。他あたってくれ。
このソフトの場合「作中の世界」を買ってほしいのです。映画みたいだから。
そのくらい世界が完成され、そしてその世界に導入するための演出が徹底しています。CGの画面、
その背景、全体的なレイアウト、そしてセリフと音楽。
無駄なものは一切なく、その全てでこのシルバー事件という世界を構築しています。何が欠けてもこの世界
は完成しないのです。あたしゃーこのセンスに感激しちゃったね。
ここまで徹底しているソフトは見たことがなかったから。
もはやこれはドラマであり麻薬なのです。デジタルドラック&ドラマ。
私はこのソフトをPSに入れスイッチを入れたた瞬間、これはドラッグなのだとそう思ったのです。
話も完全に大人向けで、エロなしの18禁なカンジ。
はっきりした答えをほしがる人は、やらない方が身のためです(笑)
先ほど「考える余地もなし」と書きましたが、ストーリーに関してはそれは当てはまりません。
まぁ、あまり考えない方が面白いのかもしれませんが。
ゲームとして見ると評価は低いこのソフト。ゲームをやりたいのなら買ってはだめだなんて、そんなのあり
かい?!ってなソフトだけども、一度この麻薬にアクセスして嵌るともう抜けられません。
強烈な個性を発揮していて、決して万人向けではないのです。
あとトワイライト&ムーンライトシンドロームとも細い線でつながっているもよう。
全12話、ショートシナリオのオムニバス形式で、時間がない方にも向いています。
シルバニストの合い言葉は「5万貸して」 よろしく。