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　PS2版デモンベインの新デモムービーがツタヤオンラインで公開。
　正しい「燃えソング」ではありますが、個人的にはデモベは暑苦しい燃えロボ系では
ないと思うんだよなぁ。ニトロはそっちで売りたいようだし、これでOKなユーザーも
多いみたいなんだけど。

　燃えロボというには影の部分を感じるんですよね。作中魔術は禍々しいものとして
描かれており、デモンベインはそれを回路として使っている。
作中では魔術＝邪という認識ですよね。
　デモンベインも禍々しいものであることにかわりなく、それを九郎ちゃんが「邪」と
して乗らずに「正」として駆るからこそかっこいいわけで。
　いつ邪に転んでもおかしくない危うさを持っているのが、デモンベインなんじゃ
なかろうか。もちろん、デモンベイン自身も邪へと転じるのを是としない意志がある
わけなんだが。
　九郎ちゃんは「殺す」と言えるヒーローで、そこも闇な印象があります。

　そんな印象を持っている私には、燃えロボ系の正義シャウトソングにはピンと
こないのですよ。PC版主題歌のメロディは、どことなく影を思わせる部分が
あったし、いとうかなこさんの歌うイメージテーマはアンニュイさがある。
　私にとっては燃えや勢いだけでない、「影」があってのデモンベインなので、
王道燃えロボソングには乗りきれないのでありました。
　もちっとクールなんだな。クールといってもかっこいい系というよりも、
「鋼の冷たさ・鋼の温もり」なかんじです。

　しかしいったい何本デモを作ったら気がすむんだニトロよ。

　そうだ。ニトロの新作、雑誌記事を読みました。
　ペーターいう長髪男性型天使から、三木真一郎さんの声が聞こえてくるのですが(笑)
　アンリの性格もなにもわからないのに、絵だけでかわいいと思える。中央東口さんの
女絵は、確実に進歩しているんだなぁ。

　
　プラネテスのDVD販促TVCMをみました。
　けっして嘘をついているわけではないが、あのCMは詐欺っぽい(笑)
あのCMからは、腹が痛いときは痛いんじゃい！　という庶民くささは感じられない
ですよね。
　しかしあのCMにつられて観る人は確実にいそうだ。