アニメふたつのスピカ

 プラネテスの後番組としてアニメ版「ふたつのスピカ」が今夜から放送されます。
 当時の感想は以下のとおり。

 

放送1回目から気持ち微妙な絵で、前半は面白くなるのか
半信半疑だったのですけど、締めくくりの盛り上がり具合がとんでも
ねーんですよ!

 泣いたよ。(またか)

 あすみのお母さんを想っての行為でどーんときて、鈴成先生とライオンさん
で沈没。あそこでライオンのかぶり物を脱ぐというのが、鈴成先生に伝えられ
なかった言葉を代弁しているように思えてなぁ。
 ライオンさんがらみでは、宇宙に行きたかったという気持ちにも涙ぐんでしもた。

 最後あすみがライオンさんを呼んでも出てこなかったのは、成仏したからだと
思ったんですけど、次回予告をみたらちゃんといました(笑)

 ふたつのスピカは絵が気になっていた漫画なのですが、買う決心つきました。
エンディングで流れる原作者の絵がすんごい良いのですよ!

 アニメスピカは十二国記の放送がらみで、準備期間がとてもとても短くなった
作品です。ちゃんと準備期間があればよかったんですけどねー。

 プラネテスの本放送時は宇宙物2本立てになっていまして、そして同時に
子安武人さん二本立てでした(笑)
 ユーリとライオンさんという、どちらも宇宙飛行士キャラというかぶりっぷり。

 OP曲を歌うBuzyの「Venus say…」は、「」という曲の歌詞違いです。
OP曲も同じCDに収録されています。
 ちなみに「Venus say…」は、OPで流れる1番までしかありません
 原曲である鯨、この歌詞を聴くとFateの桜を思い出します。ビンゴなんですよ。
 私はどちらも好きで、今でもリピートして聴いてるなぁ。

 そして以下が漫画の感想再掲載。

 

ふたつのスピカの原作漫画を買ってきたんですが、

 1巻につき2回は泣く

 という現象はどういうことなんだ? 1巻1話目から泣いてんですけど私。
3冊読んで「これ以上読んだら(泣いたら)明日がやばい」と思って寝たよ。

 親が子を、子が親を想う心。友達を、人を想う心夢をみる心。
宇宙飛行士になりたいという夢をかなえようとするお話ですが、作品のキモは
そんな心の交流なんだと思います。
 ジェッターズと一緒なんだよなぁ。作中のキャラクタに「がんばれ」って言って
しまうというとこと、自分も元気になれるところとか。

 真面目な意見はこのくらいにして萌え意見をば。
 兄さん姉さん、いい眼鏡っ男がいますぜ。府中野君と佐野先生が
激眼鏡っす!
 府中野君の、アスミへの気持ちのバリケードのはり具合や、素直になれない
屈折っぷりがたまらんのですよ。うへへ。
 きっと想いは届かないで、桐生君にもっていかれちゃうんだろうなぁ。
個人的には応援しております。がんばれふっちー。

 佐野先生は宇宙への気持ちが歪んじゃった大人で、眼鏡ごしの視線が冷たくて
いいんだ。宇宙が大好きなくせにな。
 原作の絵が好きです。上手くはないけど朴訥でいい。
ちゅうか幼児を描かせるととんでもなくかわゆいんですがこの方
ほっぺをつまんだりだっこしてみたくなるんですけど(笑)

 アニメはもう少し原作の絵に似せてキャラデザしてほしかったな。

 あー、佐野先生のあたりはちょっと違うな。宇宙は大好きだけど、まわりのしがらみ
を振り切れなかったキャラ、かな。
 発売日にはダッシュで本屋に行ってしまう唯一の漫画です。
 画面にちょっとした懐かしさと暖かさがあるんですよ。上手い絵ではありませんが、
絵に世界の空気がある。
 単行本にはちょっとした描き下ろし漫画が載っていまして、それがまたいいんだな!
本編よりこっちの方が好きという方もいるくらいです。
 ジャンルとしてはSFではなくてファンタジーですな。話の組み立ては上手くなくて、
かなり行き当たりばったり感が漂う漫画ではある。

ふたつのスピカ 3 (3)
柳沼 行

by G-Tools

 3巻表紙は気に入っているので3巻で紹介。

 アニメは途中から観なくなってしまったけれど、漫画と引き合わせくれたのは
アニメでした。元からの原作ファンは辛い思いをすることもあるアニメ化ですが、
こういった出会いもあるんですよね。
 今回は最後までアニメにおつき合いします。

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