風色サーフ、ノベル連載

 ◆ニトロの「装甲悪鬼村正」は限定版が出るみたいですね。
 発売日は10月30日で決定なのかな?

 

風色サーフ

 人気投票の結果が発表されています。

 
ラッセルピュア・プレイステーション2専用乙女向け恋愛アドベンチャー’『風色サーフ』好評発売中

 

 これ中間発表とキャラ変わってないじゃんすか(笑)

 でもそれだけ人気があるってことなんだろうね。
 まぁ問題は順位ではない。1位を取ったキャラは、そのキャラメインで
ショートノベルを載っけますよという話しだったんだ。だったんだが、

 なぜかYOMBANで連載とかいうことになっていた。

 
 しかもキャラデザインの富士丸さんの挿絵つき。
 
 なんすかこれ。嬉しすぎる!

 YOMBAN|作品詳細|風色サーフ

 連載1回目はオズウェルメインの話しということで、ちゃんと投票結果が
反映されている内容になっているのですが、これ、連載ということは次は2位の
ヨハンメインで……と続いていくんだろうか?
 1回目は8/13掲載予定で、以後は9~12月のYOMBAN定期更新に合わせて
掲載となっています。ノベルの更新速度をみると月1更新。
ということは、連載回数は5回なのか? それだと1回の更新で1エピ完結形式
にすれば、5位までのキャラは網羅できるな。
 すでに公開されている挿絵やコメントを見るに、メインキャラとエリカふたりで
進行する話しではなく、他のキャラクタを交えて進行させるみたいだ。
 もしかするとロビュ小隊だヨ!全員集合なかんじで、どのキャラも
なにかしらの出番はもらえるんじゃなかろうか。というかそうあってくれると
嬉しいなぁ。みんな好きなんだよ。みんな見たいんだよ!

 公開されている挿絵からすでに色々想像中。
 オズウェルにヨハンがからめる時間て、ゲーム作中だとヨハンルートしか
ないんだよね。オズメインでヨハンルート時間軸とかって鬼畜かラッセルは(笑)
 ゲームでは語られなかったエピソードになるのか、誰ルートと決まっていない
時間軸になるのか。どうなんだろうなー。
 しかしこのふたり、相性はあまりよいとは思えない。コリンがだめなら
素直クールのヨハンとも馬が合わなさそうだがなぁ。意外にもってこともあるか。 
 会話の内容は飛行機ネタだと楽しいが、絵を見るに鳥ネタで会話している
気がしてきたw

 

ライアーソフト

 スチームパンクシリーズ新作と、スタッフを募集していた女相撲部企画が
同時進行しているみたい?
 スチパンシリーズ新作のタイトルは

 白光のヴァルーシア-What a beautiful hopes-

 となっています。白光と書いて「ひかり」と読むみたいです。
 ボーイミーツガールとキャッチフレーズがあります。原画担当は大石竜子さん
かな? 会報告知ページ背景に、黒髪の綺麗なお姉さんが描いてある。
 
 セレナリア、インガノック、シャルノスと、同一世界のタイトルは回を追うごとに
世界の雰囲気はより印象的に、より感じとることができるようになってはいるの
ですが、話しの内容はわかりにくくなってきている……
 今起きていることがどういうことでどんな意味を持つのか、アホな私には
よくわからない(笑) こうなってしまうとキャラの感情をダイレクトに受けとれない
んですよね。
 小説や漫画と違ってパラっとめくれば時間をさかのぼって再読できるものでは
ないので、もうちょい直球な表し方だと楽しめるんだけどなー。
 雰囲気は好きだけど、つまりどういうこと? ってなってしまって、感想を
書くとき「えーと」となってしまいがちだ。
 雰囲気がある書き方は好きだし、次回も買うつもりなんだけども。

 

今月のあんだろ

 アーサー、アンナ、マーガレットと大人組のターンが続いています。
 今月はページ数は少ないものの、意味ありげな引きで次回が気になる。
アーサーはマーガレットと駆け落ちでもする気なのかと考えてしまう引き。
 怒ってないよ→少ししか、のコマはコミカルですね。

 

ケモノガリ感想

 人間を狩る、という遊びをしている権力者クラブにクラスごとお買い上げ
された生徒たち。
 ヒャッハー! 今度はニポンの高校生で干し首首飾りを増やしちゃうぞーと
盛り上がるクラブ会員だったが、彼らは気づかなかったのだ。獲物の中に
本物の野獣がいることに。

 

4094511482 ケモノガリ (ガガガ文庫)
品川 宏樹(GAINAX)
小学館 2009-07-17

by G-Tools

 というお話なのはあらすじからわかっていましたが、物語開始してすぐに
主人公赤神楼樹が覚醒したのは意外でした。読み進めてみれば覚醒する
までのハラハラや葛藤を描いたのではなく、覚醒してからの戸惑いや
覚悟を決めるまでを描いたものでしたよ。
 殺しの才能があると気づいてしまった主人公による、俺つえーShowになる
のかと不安になったのですが、主人公の守りたいものがいい具合に足かせに
なってます。同級生たちや好きな女の子貴島あやなはごく普通のスペック
しか持ち合わせていないので。

 主人公も負傷し次第に消耗していくものの、それでもなんとかなってしまう
あたり都合が良いといえばそう。いきなり殺しの達人を越えた域に覚醒して
しまうし。この「殺す能力」についての赤神楼樹の秘密は、家族がなにかしら
知っていそうなものだけど、言及がないあたり不自然だわな。
 好きな子が全てのトリガーになっていたり、彼女がいるからまだ「人」で
あることができたりと、ライトノベルや漫画の王道ド直球なのですが、
読んでいる最中はあまり気になりませんでした。
 王道物って何度も繰り返されて使われているぶん、読み手を世界に引き
込まなければ陳腐になってしまうと思うんですよね。
 ケモノガリは世界に没頭できる勢いがあったと思います。

 カラー口絵は最高ですな。敵側のが。
 ポイズン・ウィドーのデザインがお気に入り。喪服にガスマスクとわりとベタな
デザインなんですけど、その異様さが好きだ。まぁこの口絵に載ってる連中は
全員おかしいんだけど(笑)

 ラストは映像でも見たくなったなぁ。
 ものすごい殺しの才能があって強いし、許してはならないと決めたものに
立ち向かう決意がある。その力があったからこそ大切な人を守れたわけ
だけど、同時に大切なものから離れなければならなくなる。
 楼樹がほしいのは幼馴染みのあやながいる日常のぬくもりで、それらは
もう永遠に手に入れることができないという、どうしようもない虚しさがいい。
 その細いものにすがらないと生きていけないところが、なんとも儚い印象を
与えるんだよね。主人公、強いのに。

 この話しが続くとしたら、数年後逞しくなったあやなが主人公を抱きしめに
いく話しになるんだろうか。それができるのかはわからないけれど、
その時がきた楼樹とあやなを見てみたいなぁ。
 あやなにすがって泣けるのなら、一瞬のかりそめでも楼樹は失われた
時間を取り戻せるのかもしれない。

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