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プラネ14ターニングポイント。

 プラネテス14話「ターニング・ポイント」、いつものように感想再掲載から。

 

 本日のプラネテス、朝っぱらからラブコメ全開&ハチのかわゆさ
炸裂で、宇宙フロンティア物だってことを忘れそうになりました。
 ハチは新デブリ回収船に浮かれまくっていて、地球での出来事忘れて
いやがるし。子供かお前は(笑)
 逆にタナベのほうがお姉さんなかんじでした。あんな状態になってたら、
タナベがお姉さんになるしかないけどな。
 身悶えるするような萌えラブ描写はいいけど、この後チェンシンがらみの
修羅場が待ちうけているのは必須。
きっとお話が用意されているのでしょう。

 
 改めてみてもタナベとハチがかわいい。
 タナベが身体を隠そうとするシーンがあるけど、そのあと出る表情が
色気ゼロなところがまたいいんだ。
 いつもの勢いがなくてちょっと不安になって、間が持たなくてじっとして
られないハチもかわいい。男の子なバカさかげんがあるよなぁ。

 フィー姐さんはあいかわらずかっこいい。

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プラネ13ロケットのある風景。

 プラネテス本放送は13話からは今年、つまり2004年の放送だったわけ
でして、感想もブログ形式にてUPしております。
 つまりですね、13話からの感想は過去ログの1月分を見ていただけると
ズバリ書いてあったりするわけなんですが……

 再放送で初めて観ている方もいらっしゃるし、過去ログ機能を使って
読むとネタバレしてしまうので、今までのように再掲載しようかと。

 というわけでプラネテス13話「ロケットのある風景」、いつもの再掲載から。

 

 2週間ぶりにプラネテスの放送があり、顔のにやけがとまらなく
なったわたくし。
 なんすか、なんなんすかあんたら。
かわいすぎますよ初々しすぎますよ!
ハチとタナベの恋愛模様がたまらんのじゃこらぁーッ!!!
 同級生の言葉で意識しちゃって、それまでなんでもなかったバイク
二人乗りにとまどい発生。後部座席の女子は運転手の男の子の体に
手を回すのをためらい、しがみつかれた男の子は背中にあたる体の
感触に赤面、ってすげぇお約束だ。
だがそれがいいッ!
 転びそうになった女の子をささえて思わず見つめ合っちゃって、視線
そらせなくなってキスしそうになるなんてこれまた大お約束。
だがそれがいいッ!
 このお約束が許せる場合とそうでない場合があるのだけど、今回の
プラネテスは許せるどころか激しく萌え。のたうちまわりまった。
原作では萌えを覚えることはなかったのですが、アニメではして
やられたーよ。燃え以外にラブ萌えまでしようとは……あなどれん。

 原作にもあった話なのですけど、恋愛話を入れてるせいもあるのか
ちょっと詰め込みすぎかな。もう一拍ほしいと思うところや流れが速いと
感じるところがありました。
 ユーリは九太郎と話をして、そうすることによってまた前へと歩き出せ
たんですよね。
九太郎にした話は、同時に自分に向かっても語りかけていたんだと。

 ラブコメで萌えロケットに燃えたものの、最大の衝撃は予告にありました。
毎度毎度うまい予告をうってくるのですけど、タナベの友人の「寝たの?」
の一言でぶっ飛び。しかも詰問口調。コワイ。合コン一番人気キャラっつー
設定が生かされてますね……リアルだ。
 この一言で学園ラブコメでない、社会人の社内恋愛模様なんだと
再認識したよ(笑) NHKアニメではどこまでOKなんですかね?
いや、そんな場面はないですよ、MOONLIGHT MILEではないので(笑)
 映画の中ではもっと過激なシーンやセリフはばんばん飛び交っている
けれど、アニメでそれやるとNGなんですよね。このままだとサリーの話
とかはできんかもなぁ。
もう半分消化しちゃったけど、それも含めてあと半分で木星までいくんだろうか。

 本放送時は正月休み明け1回目がこれでしたんで、観ていた人は
休日朝っぱらから吹いた(笑)
 
 ハチをなんとなーく意識し初めてからのタナベのしゃべりの柔らかさや、
コンパスを壊された直後のユーリの声のトーンとか、ちゃんと違って
いるんですよね。声優さんてすごいなぁ。
 九太郎役の保志さんも、こういったキャラだと作りすぎてなくていいですな。

 九太郎のラスト描写は原作と一緒なんだけど、ちょっとわかりにくい。
 制服の袖まくりがなくなっていて、少したくましくなっているのだけど、これは
九太郎が大きくなったという描写なんですよね。
 ここは時間軸が作中とは違っている。
袖まくりがなくなるくらい背は伸びたけれど、やっぱりロケットを飛ばしていて、
「すぐに追いつくさ」というセリフからは心の余裕が見てとれます。

 最後ユーリは同僚に対してですます調のしゃべり方をやめます。
ユーリの変化はこのしゃべり方もあるのだけど、他者に対して壁を作らなく
なったという内面の変化もあるんですよね。今までは一歩引いた立場を
取っていたのだけど、おそらくこれからのユーリはみんなと一緒になって、
馬鹿笑いや冗談も言い合えるようになるんでしょう。
 ちなみにユーリの奥さんは座禅を組んでるメンバーにいます。
馴れ初めは座禅かも(笑)

 再掲載した感想では「つめこみすぎ」といっているのですが、話的に
つめこまれているというより、ユーリと九の宇宙問答でのセリフテンポが
つまっていると感じていたんだなぁ。
 ユーリのセリフはもうちょっとゆっくりしているほうが、私のイメージに近い
んです。
 あれだけ萌えたにもかかわらず、この回の焦点を考えるとラブコメは
いらんなぁ。

 あいかわらず予告はアホだ(笑)

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プラネ12ささやかなる願いを。

 まずは「ネットでプラネテス」の続投決定というニュース。
 アクセス数がいいので、今度はちゃんと予算が出たそうです。
制作予定は4~6回とのこと。
 湯川Pはまた恥をさらせというのかと、ちょっと哀しそうでした(笑)

 プラネテス12話「ささやかなる願いを」、いつものように本放送時感想
再掲載から。

 

プラネテス12話「ささやかなる願いを」は気持ちの
いい話になっていました。一緒に「ジャストミート!」と言いたくなってましたよ。
フィー姐さんがかっこよくてなぁ。アニメのヤンキーアレンジは気に入って
おります。
 シリーズを通して恋愛話を進めていくようなのですが、今回はフィーをみれば
いいのか恋愛話をみたらいいのか迷ってしまいました。
 どちらも楽しめたのですけど、1話中にまったく別の話が2本入っているように
見えてしまって。

 
 1回目の視聴より笑って観てしまった。
 フィーの煙草への気持ちが盛り上がる→落胆→ストレスという過程が
おかしくてな。姐さん途中から煙草しか頭になくなってるし。
 バギーに乗って煙草を吸いに行く場面の意味がやっとわかりました。
 煙草が地面に落ちる間で着替えられるくらい、すばやく宇宙服を着たという
ことなんですね。はぁー、ギガルト先生も真っ青のスピードっつーわけだ(笑)

 原作とアニメとで、セリフの力を入れているところが違っています。
 原作では「ジャストミート!」が盛り上がりのピークなんですが、アニメだと
「キレちゃうぞー」がピークなんです。2度目を観て気がつくことが多いなぁ。

 物を投げつけながら喧嘩をするハチとタナベは、いささかやりすぎ感が。
そのかわりとてもわかりやすい絵でした(笑)
小細工なしの直球勝負やねー。

 月で働く人の絵が出てきますが、よくみるとこいつら6話の忍者どもです。

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プラネ11バウンダリー・ライン

 プラネテス11話「バウンダリー・ライン」、いつものように本放送時感想再掲載から。

 

プラネテス→スピカ→小麦の3連コンボで視聴予定だったのが、
プラネテスで撃沈。
 
 号泣。

 もーだめだよ私。疲れてっときにこんなん観るといかんよ。
いや、疲れてなくとも泣きはしただろうけど、おんおん泣くのはどうよ。年か。

 発展途上国出身のおいちゃんが、自国の宇宙服を売り込みに来るも
どこにも相手にされない。国は内戦状態で工場の入り口には銃を持った
兵士が、中では乳飲み子を背負って部品作ってる。
 おいちゃんは宇宙から自国を見てこう言うのです。
 「宇宙からみたら国境なんてない。あるのは地球だけなのに」と。
そう言って連合側に連行されていくのでした。

 私の言葉で簡潔に書くとたいした話ではないように見えますが、
そこに自国に戻った男と自国を捨てた女の対比がかぶります。
余韻を引きずる話です。

 OPも後期バージョンへと差替え。コンパスの文字と九太郎、ハルコさん
が登場。楽しみですぞー、こりゃ。
 DVDを買う方向に傾き中。綺麗な絵で何度も観たい。
消費されることには変わらないのだけど、それだけで終わる作品ではないね。

 プラネテスで大泣きしてしまってその後続きませんでした。
小麦は録画したよ……スピカも観られてないし、ままならん休日に
なっちゃったな。

 わ、ちょっとほめすぎだこりゃ。
 初見はそれだけ盛り上がっていたということでひとつ(笑)

 思ってたよりも泣かなかったな。本放送時に何度も観たからか(笑)
 予告ではギャグの話しだと思うし、前半パートではギャグよりに進行して
いるのだけど、そこがいい布石になっていて後半のシリアスへの転調具合が
ひきたっちゃうんだよなー。

 プロジェクトX風味の11話、私はアニメオリジナルではこの話しが一番
気に入っているかもしれない。
 ラストの「ここからは国境なんて見えないのに」なんて、どこかで聞いた
セリフです。けれどもそのセリフから受ける印象はとても深い。
 盛り上がるところはきちんと盛り上がるから、お話やキャラに感情移入
(この場合は応援したくなる)してしまい、どこかで聞いたセリフも陳腐に
ならないのですよ。
 お話の斬新性ってのは、観客の心をつかむための方法のひとつなのかも
しれないなぁ、などと思うのでした。

 たぶん私が泣いてしまった原因は、哀しいからというよりも、ものすごーく
テンションがあがったからなんだろうなぁ。

 クレアの上昇志向の理由、そして白鳥というのあだ名の意味が、引き立つ
お話です。

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プラネテ10屑星の空。

 プラネテス第10話「屑星の空」感想は、いつものように本放送時感想再掲載から。

 ここ数回のプラネテスを観ていると、6話の忍者はいったい
なんだったのかと思うくらい素晴らしい。アニメオリジナルの設定が
伏線や視聴者の理解を促すキーワードになっていて、上手いと膝を
叩いてしまう。
 今回は原作では1話目にあたるユーリの話です。派手さはないけど
静かないい話だ。詰め込みすぎた感じがしたものの、それでもアニメの
持つ間がよかった。
 ユーリの表情の変化が上手いです。コンパスを見つけてそれに
引き寄せられるときとか、コンパスに刻まれた文字を見つけたときとか。
 個人的には原作のように「ユーリと宇宙空間と地球と花」という、
引いた視点での絵が見たかったな。

 この話しが放送される前にOPED曲のマキシシングルが発売されていて、
私はそのジャケ絵にノックアウトされて買いました。
 描いてあるキャラはハチではなくユーリです。購入日の日記でも書いて
ましたが、フェイスカバーに映りこむ影が、ちょっと違うものに見えるんです。

Dive in the sky
酒井ミキオ

by G-Tools

 きっとそれは気のせいで、本当はフェイスカバーの曲面にそって、描いて
ある百合の花を歪ませて映しこんであるだけなんだと思います。
 なんだけど、人の影のように見ることもできて、ただの物理現象として
ではなく、「何かが見えたんだと思いたくなる絵」になっていたんですな。
 店頭で見かけたら眺めてみてください。
 
 これ見てプラネはスタッフに愛されてるなーと思ったんですよね。
 仕事で描いている絵なんだけど、気持ちが入っていると夢見させてくれる
絵なんですよ。プロの仕事だと感じ入ったわけなのでした。

 でもって今回は2度目ということで、話しを追っかけるだけでなく、まわりを
見つつキャラの感情なんかを思い浮かべながら観たわけだが、

 あれ、泣いてんの私?

 おかしいな、1度目は泣かなかったんだけどな。2度目になったらなんだか
目から変な汁が(笑)
 この話しを観た後は、1話と4話を見返すとよいかと思われます。
1話冒頭の旅客機事故は、ユーリが遭ったこの事故を描いているのです。

 2度目の方が「くる」ってのは、戦国大合戦も同じだな。この時このキャラは
どんな想いでいるのだろうか、とか、考えてしまうと切なくなる。

 ハチが感じている疎外感が伝わってきていいなぁ。ハチはきっと寂しくも
あるんだよね。そんな気持ちをぶつけるつもりじゃなかったのに、投げかけ
られた言葉がひっかかってしまい暴走。
 25歳でこれかよってのもあるけれど、これだけパワーがあるから今後の
ハチに説得力が出るのだと。

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