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ゲーム

華ヤカ哉、我ガ一族感想

 このソフトの企画・シナリオの高木亜由美さんのゲームには特徴があるらしく、
人を選ぶというか「無茶しやがって」と生暖かい目で応援されたんだが、
遊んでみたら全然気になりませんでした。
 周りの男性キャラが主人公に惹かれていく過程が丁寧で、ベタながらも
ちゃんと盛り上がるシナリオ。最後らへんは先が気になってしかたが
ありませんでした。
 ただどの物語にもいえることですが、肩の力は抜いて読むのが楽しむコツ
だなぁと。隅々まで配慮と整合性がいきとどいた物語ではないので。

 華ヤカ哉、我ガ一族

 大正時代を舞台にお屋敷住人の骨肉の争いを使用人は見た! ってところ
なんですが、歴史の流れに揉まれるような展開はなく時代考証もつっこんで
いるわけではないので、当時の空気感はこうだったのかもなぁという楽しみは
ありません。「なんとなくレトロな空気」程度です。
 宮ノ杜家6兄弟の家督争いが基本ストーリーなのでドロドロしまくりなのかと
思いきや、蓋開けてみれば「お前ら実は仲いいだろう」というツッコミ満載の
やりとりが繰り広げられていた。

 教えてくれ。
 私はあと何回「お前らバカだろw」と言えばいい……

 上の2人がバカのツートップです
 いがみ合ってギャンギャンやってる部分もあるのだけど、いざって時の
チームワークパネェw
 こいつら6人がそろってあーだこうだやってるシーンが
楽しくてしかたがない。
 逆にドロドロの昼ドラを楽しみたいんだ! という方は手を出してはならんです。 
 
 主人公にわりとはっきりした個性があるのがいいですね。作中の言動も
アホの子が次第にできる使用人になっていく。
 どうやらライターが書くいつもの主人公らしいが。私はそのへんわかりま
せんし、そもそも苦手という感覚がわからんのよな。
 デフォルト名でプレイするとキャラから名前で呼んでもらえます。
 地の文がなく会話文のみのテキストで、会話のテンポはよかったです。
ギャグも面白かったなぁ。

 基本の流れは1週間ごとに行動を決める、パラメータ上げゲームの
定番システム。2ヶ月おきの使用人審査規定パラメータに達していないと
ゲーム終了になります。
 が、このパラ上げはアイテム獲得には関係するものの、キャラ攻略には
関係ないんですよね。そこは関係させていてもいいような気がしたな。
 依頼をこなすというミニゲームが入っているので、ちまちま作業が好きな方
にはたまらないでしょう。依頼をこなさないでもクリアはできます。
 バックログ閲覧、イベントスキップ、個別音量設定、データインストールプレイ
可能と、あると便利な設定はひととおりそろっています。
 メニューの呼び出しなどの動作は快適なんですが、屋敷内など部屋移動時の
読み込みに時間がかかります。遊んでいるうちに慣れてはくるものの、
歩き回ると障害物にひっかかって歩きにくいという点もあり。

 家庭用乙女ゲーってこんなに凝ってるのがあるんだって思わされました。
 背景アニメーション(雲が流れたり落ち葉が散ったり、外灯光のゆらぎ、
花火や外灯下でのシーンではキャラの輪郭が光の色に変わります)に
目パチ口パク、冬には白い息、1週間に1度はイベントが起こる&周回する
たびに共通部分に新イベントが差し込まれる。
 クリアキャラのCGギャラリーにはミニ後日談。依頼などでアイテムを
揃えることで没イベントやミニドラマが開示。さらに有料配信にて後日談の
さらにその後も拝める設計。

 なんだこれ。

 華ヤカは予算あるのか? それともヴァンテアンシステムズ開発のゲームって
みんなこんななのか?
 細やかな演出に気の利いたイベントアイテムと、ものすごいサービスされまくり。
いやこれはすごい。
 エンディング曲の入り、その途中に挟まれる演出も盛り上がるので余韻が
出ます。

 キャスティングも素晴らしく、終わってみるとどのキャラも「このキャストしかない」
と思えるナイスな配役。
 普段美少女ゲームを遊ぶ方には、よく似たはとこの声も聞こえることでしょう。
 音楽もよく、ここぞという場で盛り上がる曲が差し込まれます。
 サントラが発売になっていますが、エンディング曲はレコード会社が違うらしく
収録できなかったという残念仕様。

 CGのデキにはばらつきはないとは思うのですが、イベントCG自体に「これは」
という珠玉のデキのものはなかったかなぁと。
 めっちゃいい表情があったのは四男後日談と次男花火。

 ネタバレなしの簡単なルートの感想は以下の通り。
 これ+ネタバレありの感想は後述。そちらは折りたたんで隠します。

 長男ルートは身分の越えられない壁的な要素が強く、思わぬところで
いい主従物。かつオッサンと少女要素もありガッツポーズ。
 キーワードである身分差が一番効いていて、内容も丁寧だと思いました。
 主人公の健気さと、馬鹿者といいつつ視線をそらせない長男に
エンドレスきゅーん。ここまでがっつりカップリング萌えさせられるとは……
 乙女ゲーで唯一2周したルート。間違いなく3周目もいける。
このシナリオだけで値段分の元はとった。最高だ。

 次男ルートはギャグ担当。俺様に言い寄られる強引グ甘々展開をご期待
ください
。後半は脳の病気だw(誉めてます)
 ちなみに次男と五男のマインドは一緒だと思った。32歳と18歳を同じ
マインドと言うあたりで、次男ルートのカッ飛びっぷりをお察しください。

 三男は何気にエロい人。そして全ルート中ピカイチの親父のクソっぷり
 悪役や障害キャラなんざクズほど光るもんだよって思っている私ですら、
心底クズだと思った。おやっさんやるなぁ。そしてオカンの器の広さにビビる。
 このルートははるも言いたいこというよなぁ。

 四男はやや病みの気質あり。人畜無害そうなツラしてますがその実
Sっ気たっぷり
と思われる。怒らせてはならんキャラNo1で、好きな方には
たまらんルートでしょう。あと意外なサブカプも楽しめます。
 三男四男のシナリオは怒濤の展開ですね。

 五男は一緒に成長していこうという正統派青春ルート。後日談まで含めて
話が完結しているので、後日談は見ておくが大吉。
 でへへ笑いの乙女ゲー攻略キャラとは初めて見たが、いい味わいに
なっているかと思います。
 学帽マント姿をもっと味わいたかったが……和服姿もなにげに似合う五男でした。

 六男はツンツンツンデレぐらいのツンっぷりですが、かわいさ100倍の
年下キャラ。主人公がちょっとお姉さんで、ツンをからかう楽しさ
味わえます。そんなんでもおそらく一番のキレ者。
 ルートが終わるころには「死んじゃえ」発言がご褒美と思えるくらい、
プレイヤーは調教されるでしょう。

 この6人に加えて隠しキャラがひとり。
 ルートの裏話的ストーリーでちょっと強引な展開でしたが、ボリュームは
6兄弟と同じだけあります。
 というかボリュームはみな同じくらいで、ひいきされているようなキャラは
いませんね。

 基本になる展開があって、そこを各キャラの立場視点から関わっていく
という展開形式です。基本は一緒でも関わりかたなどかなり違うので、
金太郎飴感は薄かったです。
 が、やはり3人目くらいからはやや飽きてくるというか、まぁ話の裏が見えて
きますし似たようなポイントで山場がくるため、「早く先を見せろ」感は
弱くなります。
 ちなみに攻略順は四男→長男→五男→三男→次男→六男→隠しです。
 

 乙女ゲームにほぼ出たことのない気になり声優が攻略キャラ役やるよっ
てんで華ヤカに注目したのですが、初めてみればいい意味で裏切られて
全キャラ魅力的でした。
 1周目の攻略に約20時間。そこからだんだん周回にかかる時間は短くなって
いきますが、最終的に隠しを含めた全トゥルーエンド終了するのに60時間ほど
かかりました。
 総プレイ時間60時間てどこのRPGだよっていうボリュームですが、PSPでの
プレイなので最後まで遊べます。
 いつまでもキャラクターの掛け合いを見ていたくなる、素敵な乙女ゲーでした。

 

B002PK0LBG 華ヤカ哉、我ガ一族(通常版)
アイディアファクトリー 2010-07-01

by G-Tools

 ただまぁ華ヤカの何がアレって、キャラの名前がリアル家族と一緒の可能性が
高いことだ。タダシとかススムとか、じーちゃんとーちゃんと一緒の名前という
可能性が。
 これらのキャラとキャッキャウフフとか、オタクの心眼を試されるな……

 
 以下ネタバレありの各ルート感想。

続きを読む ≫

エヴォリミット感想

 感想というにはあまりにも”私の思ったこと”すぎて、もはや「自分の言いたい
ことをとにかく書きつづる何か
」になった。
参考にできる度合いは著しく低いうえ長文です。
 決定的なネタバレは折りたたんでおりますが、「こういうシーンがあるんだな」
ぐらいはわかってしまう書き方をしていますので、気になる方は自衛をお願い
します。

 

エヴォリミット感想

 おそらくpropellerの東出祐一郎&中央東口コンビに期待するのは燃えエロゲ、
という方は多いでしょう。私も期待している部分です。
 その点において、エヴォリミットではガツンとくるような極燃えはできなかった
のですよ。
 盛り上がるところではそれなりに盛り上がったのでしょんぼりすることは
なかったのですが、燃えとして最大瞬間風速の数字はでなかったというところ。

 だがしかしだ。

 燃え以外に自分が見たかったものがそこにあった場合、「それだけじゃ
ないだろう」と言わざるを得ない。

 エヴォリミット

 私は常々男女の愛情よりもまず、絶対的な信頼があるふたりを書いてる
ものはないかなぁと思っていました。
 男性とタイマンはれるボンクラ設定がある世界だったら、男の背中に手を
添えて応援するのではなくガチで背中守らせてくれよ
とも。
それか女性キャラの背中を男性キャラが守る。そう思っていました。

 そうしたところにエヴォリミットの不知火義一と一条雫というキャラが出てきた。 

 
 そこには私が見たかったものがあったわけですよ。

 キャラ造形が見事だったこともあって、悔しくなるくらいパーフェクトですよ
このやろう。
 
 不知火のバカっぷりと雫のツッコミはもはや夫婦漫才。いちゃこいた関係が
生ぬるく感じるくらいの信頼感

 お互いに背中を守りあっていて同じところで同じものを見て目指してる。
 ふたりでだったらどこまでも行けて、何があっても乗り越えられるだろうという
関係の先にあるラストだったので、バカバカしいまでに大きなスケールも
含めて”こいつらならそうなっちゃうよなぁ!“と納得してしまった(笑)

 近すぎて男と女にはなれない「異性である前におまえだろ」という間柄。
 そこから動き出して変わっていく関係を、エヴォリミットはなかなか丁寧に
書いているんじゃないかと。
 関係が激変する劇的ロマンチックイベントがあるわけでなく、日常で起こった
ちょっとしたことから少しずつ変化する関係がたまらなくむずがゆい!
そしてそこが最高なんだ!

 雫ルートは乙女ゲーの香り。
 雫、不知火両名の視点描写有りなのが功を奏してか不知火攻略ゲーに
 アプローチのかけかたも、好き好きビームだして押しまくってくる
“エロゲのアレ”ではなく、ちょっと手を繋いでみっか? とかそんなん。
(この一連のシーンはCGもすばらしく、大好きなシーンです)
 だいたい「一緒に風呂でも入るか」という冗談において、意識した反応を
返してしまうのはヒロインの役だろ?! なんで不知火が挙動不審に
なってんだよw 冗談をかますのは雫だし、どう見ても不知火がヒロインです。
 何よりも不知火に背中を守ってもらえます。不知火が待っててくれます……
ラベンダーの香りを嗅いで時をかけちゃった少女がいましたが、乙女ゲー臭
嗅いで別のジャンルへかけちまったかと思ったw
 雫ルートやっててたまらなくなりすぎて雄叫びあげた日記はこちら
 
 一条雫というキャラを、よくエロゲヒロインにしたなぁと思います。
 男性受けを考えるのなら異性を意識させるような媚びがあったほうが、
ヒロインとしての保険が利くような気がするので。
 甘い語尾や仕草、料理がうまいとかスタイル抜群とか。設定や服装もですね。
 雫にはそういったディフォルメされた女性記号が強調されておらず、
そのせいなのかあまり女の匂いがしません。(生々しい女の匂いは別枠な)
 じゃあ男なのか、かわいくないのかというとそんなことはなく、むしろどの
キャラよりもかわいいくらいなんだよね。デレたらベロベロだったり女性らしい
というギャップ萌えが仕込まれているわけでもないし、どこまで行っても
一条雫は一条雫でしかない。でもちゃんとかわいいと思える。

 雫はヒーローとして書いてる(部分がある)んじゃないかなぁと。
 顔面流血しながら歯ァ食いしばって立ち上がり、待たせたなってヒロインの
やることじゃないだろーw 雫はバカ少年漫画のヒーローができると思います。
 バトルヒロインだって他にもたくさんいるのに、雫と不知火のコンビには
新鮮さがありました。
 コンビカップルでも主人公男子が”ヒロインを守りたいんだ”と言い出すことが
多いように思えるのですが、不知火と雫にはそれがない。

 東出エロは非日常シーンであるエロどころでふと、素に戻るようなところが
気に入っています。そこがくすぐったくていいんだなぁ。
 そんな素に戻るエロを雫ルートではみっちりと体験できます。
他ヒロインよりも割合高いw
 でもって雫役波奈束風景さんのお口でご奉仕演技がいい。ちょういい!
吐息が、吐息がたまらん!

 じゅるじゅるちゅっぱーだけだどつまらんのだけど、こう、息を吐く音吸う音が
入ってていいんだな。派手濃いちゅぱ音じゃないから余計ひきたつ。
嚥下するような喉の鳴りもいい。ここが、ここが重要なんですよ!

 凛々しさがあって(漢ですわ)それでいてやはり女性と思わせる、すばらしい
さじ加減。
 が、正直最初は女性人気は出ても男性人気なんざ出ないと思っていた(笑)

 主人公の不知火義一はむっつり(オープン?)スケベで馬鹿で明るいという、
ナイスな変態キャラ。
 なんだか隣にいる親しみやすい兄さんという感じで、普通だなと思えてしまう。
 そんななんですがこいつがくせ者だった。

 ツナミと一緒にいるときの兄ちゃんっぷりがまずよくて、ツナミが見た不知火の
背中がやたらかっこいいんだ。あれは間違いなくヒーローの大きな背中だなぁ。
 そして雫とふいに男女として接近してしまい、お互い流されそうになった
瞬間に最大瞬間風速をマーク。
 雫との仲を丁寧に書いているものの、他ヒロインとのエロ突入状態を
考慮するに、そろそろキメるのではあるまいか? という時間帯だった。
 しかしですね、ここで不知火は耐えちゃうんですよ! 自分から流れに
逆らっちゃうんですよ!

 

 なにこのかっこよさ。

 ええええええ、お前エロゲ主人公だろ? ここは流されるよな普通?

 やっちまった後で相手もまんざらじゃなかったとわかって無問題、という
エロゲ展開が来るかと思ったら、不知火は頭を冷やしに飛び出すという行為に。
 流されてしまったら関係が大きく変わる。それが怖いというのが理由にあるん
だろうけれど、それだけじゃないように見えてしまった。
 どうしようもなく一条雫とこの関係が大切だから、全てを壊す通り魔の
ようなこの瞬間を振り切ったように。

 バトルで根性見せるとか、生き様の渋さやかっこよさを見たときとは違う、
別の回路がフル回転。

 あっれ? 私いまきゅんきてなかったか?

 いやそんないくらなんでも。勘違いだ勘違い。

 ……こんなバカぼんがかっこいいとかうおおおおおお認めねぇええええええ!!!!!!!

 が、雫が己の有り様に迷いを抱いたときにかける、大声での「大好きだー!」
で試合終了のゴングが鳴ったw

 負けた。負けたよこんちくしょう。

 不知火はバカでスケベなことばかり言ってるくせにその実純情で、ヘラヘラ
しててもやるときはやる男なんだよなぁ。
 そのうえ「今この瞬間この言葉をもらえたら」という時を外さない。
 女なんだからっていう特別扱いをしない(特に雫ルート)。でもちゃんと
異性として意識してくれる。

 こいつぁ惚れる。

 ヒロインがノックアウトされるのも無理ない。
 ツナミの初恋っぽいのも無理ない。

 むっつりだろうがオープンだろうが変態だろうが、不知火のキャラだったら
許せてしまうんだよなぁ。あれだけ喜ばれたら無理難題も聞いてしまいたく
なるだろー。
 不知火はナチュラルボーンたらしやで? こいつはずるい男だぞ(笑)

 不知火と雫、そしてツナミの3人が一緒にいるところが好きです。
ツナミはかわいいし、なによりもこの3人の間にある空気がいい。
 リーティアに対する兄姉態度はリーティアの妹キャラ分を引き立てるために
あるけれど、この3人は家族っぽい。
 火星開拓時代メンバーがからむ話はどれも面白く、なによりもキャラたちが
活き活きしていていいですね。
 過去話なんかは何もないところから初めてやるぜ、というフロンティア
スピリットが熱い。

 カラミティモンキーズのみなさんはいい味してるんですが、ルートに
よってはあまり活躍しないな。
 不知火に個人的な恨みを抱いているファントムキラーのみ、全ルートで
何かしらの見せ場があります。
 
 
 リーティア、カズナは外さないヒロインポジション。
 大きく奇をてらったところはありませんが、安心のかわゆさといえましょう。
 リーティアルートからのみ、アクアを含めた展開があります。
 アクアはよわよわですぅになってしまうと好みから外れるなぁ。
 リーティアはいつもの東出ロリ。東出ロリはエロに積極的で複数人プレイに
からんでくる率100%だ
(笑)
 彼女のルートは「お前が三角関係の頂点のひとつかよ?!」という展開が
待ち受けております。

 カズナは「Sっ気のあるお嬢さんをテンパらせるのって楽しいよね!」という
星の下に生まれてきているなw
 白くてほわほわしててマジ天使って容姿なのだけど、彼女が一番輝いて
いるのは黒くなってる瞬間と阿修羅状態、レナートとバトっているところだと
思います。阿修羅CGは使徒喰ってるヱヴァを思い出すわw
 彼女のルートは全員一丸となって災害と戦うルートで、火星に生きる人々の
活躍が熱いんですよね。子供を助けるためにみんなで協力するというシーンが
あるのもここじゃなかったかな?

 私情を交えたり誰かを贔屓してはいけないと育てられてきた公僕が女の子で、
そんな女の子をヒロインに据えてエロゲ枠で描かれるとこうなるのかとニヤニヤ。
全員で災害と立ち向かうとかニヤニヤ。右腕を失った過去とかニヤニヤ。
 まったく関係がないとは思っていても、邪念の籠もった視点が混じると
ニヤニヤできる設定に。
 こんな見当外れの楽しみ方はたぶん私しかしてないし、作ったほうも
そんなつもりは1mmたりともないだろう。申し訳ない。

 カズナが出てくるともれなく市長秘書のレナートの出番もついてくるといった
具合で、こいつが案の定ただの黒ショタじゃなかった。
 啖呵切るシーンはどれもスカっとするシーンでかっこいいところが拝めます。
 レナートはカズナの幸せを気にかけていたり、秘書として働くのはカズナと
彼女が認める者のみと決めているんですよね。
 普段ぎゃんぎゃんやってても、レナートはカズナを慕ってて認めてる。
 正直不知火×カズナよりレナート×カズナのほうがツボなんだよなぁ。
 いやいや、エロゲでメインヒロインが脇キャラとくっつくとか地雷扱いになるし、
なによりも雫ルートで男女としての思慕は否定されるんですが。
コンビとしても魅力的なふたりだなと。
 元々体験版よりカズナとかアクアはレナートとのやりとりがあると面白いなぁと
思っていたので、本編でもいいやりとりを見ることができて満足しています。

 3人のメインヒロイン全員、立ち絵はともかくイベント絵にすんごい綺麗な
CGがあります。
 エロシーンはとくに美人度あがる。瞳がえらく綺麗なんだ。弁天様よなー。
 そして全員いい味出してるジト目絵持ち。
 
 今回はギャグが冴えてて面白かった。パロディ満載で好き嫌いがわかれる
かとは思いますが。
 私自身パロディと気づかないで笑ってたところがあるんじゃないかなぁ。
 究極超人あ~るネタとかワルキューレな鼻歌させながらレナート登場
させたときはもう、ほんとpropeller馬鹿じゃないかと。最高だが!

 ライターさんのにやにやするような恋愛描写は、Bullet Butlersからこっち
高速で進化の階段登ってます。いやもうこれ、なんかおかしいだろ……
ほんとどうなっちゃってんだ。
 そんでもってどのヒロインも結婚結婚いいおるw なんぞこれw
 火星では学生にも収入があるから、結婚に対する意識が現代地球とは
違うんだろうか。
 バトルは試験バトルが気に入っています。どうなるどうする?! とドキドキし
ながら読みました。
 火星での学園生活がメインではないので、そこに期待して遊ぶゲームでは
ないですね。

 驚いたのはキャラ同士が話をしているうちに時間経過、というくシーンで、
キャラクタの背景が夕方から夜に変わるところ。
 他のタイトルではすでにやっていることなのかもしれませんが、こんなのに
遭遇したのは初めてだったので感動すら覚えたな。
 あとAキャラのセリフの上にBキャラのセリフがかぶったり。
 なんてことのない描写なのかもしれませんが、これがなかなかにいい。
 こういった演出が入るところはわずかなのですが、続けていってほしいなぁ。

 声優の演技はみなさんすばらしく大満足。
 「このセリフを繰り返し聞きたい」というがためのセーブポイントを、いくつか
作りましたさ。
 
 システムは過不足なくそろっていて動きも軽快です。
 ただ今回は既読判定に難があるようで、私の環境ではエンドを見たあと
最初から始めると、既読部分をスキップできませんでした。未読として認識
されているのか? けれどもセーブデータで2周目を始めると普通に動きます。
 エンドやCG達成率は正常にカウントされているみたいで、そこに支障は
ありませんでした。
 現在公式から修正パッチが出ているので、これから遊ぶ方は修正して
おいたほうがいいです。
 音声は一部キャラの声が聞き取りにくかったな。
 キャラ別にボリューム調節できるのですが、叫んでるところと小声で語る
ところに差があるので調節が難しい。

 音楽もクリアしたあとだといい曲そろってるなーという印象。
 「この音楽が出たら盛り上がるしかねぇよ」とまでなった曲はなかったものの、
シーンと合わせて聞くと曲のポテンシャルが発揮される、といったところ。
 ただエンディング曲にはピンとこなかった。曲自体が気に入らないというわけ
ではないのですが、エヴォリミット各ルートのエンド後には、もうちょっと
「物語はこれでおしまい」的な気分になれる曲を聞きたかったんだな。

 
 エヴォリミットは作中の展開についていけないとかの不満は覚えはなく、
値段分きっちり楽しめました。
 まぁつっこみをいれたくなるようなのはあったし、魂震えるほどの極燃えは
なかったので、燃えはあるけれど燃焼しきれなかったのは違いない。
 燃えゲーには勢いで押し切るだけの熱さがほしいものですが、その熱さは
なかったなぁ。
 面白かったけれどいささか大味、といったところでしょうか。

 ですが極燃えはなくとも見たくてしかたがなかったものを拝めたわけで、
私にとっては代替えのきかないタイトルです。
 そしてその理由は私にしか価値のないものなんですよね。
だから感想というよりも「語り」に近い内容になりました。

B003AZZVGA エヴォリミット 初回限定版 限定突破パック
propeller 2010-05-28

by G-Tools

 初回限定版にはサントラ、ドラマ2本を含むおまけCDがついています。
 通常版はパッケージ絵が変わっておまけなし。そのぶんお求めやすい
価格になっています。

B003H9MM5M エヴォリミット 通常版
propeller 2010-06-25

by G-Tools

 
 以下雑感。
 こちらはネタバレあります。

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放課後は白銀の調べ~急急如律令~感想

 

 主人公が男の背中に手を添えて応援するのではなく、ガチで背中
守らせてくれよ……
それか主人公の背中を男性キャラが守る。

 という呟きをTwitterでしたところ、「放課後は白銀の調べ~急急如律令~」を
薦められました。
 なにげに燃えゲーという話も聞きましたし、ここはいっちょやってみるかとPC版を
遊んでみましたよ。
 個別ルートもなかなかに盛り上がるのですが、あと一歩という印象だったものの、
グランドルートというオーラス話になったところで、

 めっちゃ熱い話が始まっていた。

 ああ、これはまごう事なき燃えゲー

 主人公が先陣切って戦い仲間と共闘。「ここは俺が食い止めるお前は先に行け!」
な展開が乙女ゲーで拝めるとは思わなかったよ。相手の胸ぐら掴んで睨みあげる
シーンとか、戦闘用カットインとかたまらんなぁ。
 ネタが陰陽道の流れをくむ退魔師物なので式の詠唱とかあるんですけど、
ダブル詠唱とかやってくれやがりまして、あー燃えた燃えた燃えたともよ!

 燃えゲーとはいえ乙女向けですんで、そのへんのさじ加減が上手かったなぁと。
 主人公の暑苦しさとかあんまりないです。私はそのへん、もっとド根性でも
よかったし、ガンガン流血沙汰になったほうが男女ともかっこよかったかなーと
思いましたが。マイルドになってるぶん間口は広いんじゃないかな。
 絵がキラキラしてなくて筋肉あるのもよかったなぁ。メイン攻略キャラが
バリアート坊主頭で、声担当がチンピラ系演技の谷山紀章さんとか
チャレンジャーすぎんだろw 私にはお得キャラでしたが。
 各キャラ2パターンずつエンドがありますが、片方がバッドエンドというわけでは
ないものよかったなと。友情エンドだったり別の形の添い遂げ方だったりで、
きちんとお話になってるんですよね。

 PS2からPC版へと移植され、その際にイベント、ルート、CGの追加が行われた
ということでPC版をお薦めされました。
 PS2版のほうがお求めやすい価格ですし、何より手に入れやすいのですが、
話しをうかがうとPS2版のシステムはどうにもならんぐらいのダメ具合らしく、
ドMでもないかぎりPC版を選んでおくべきのようです。

 もったいないなと思うところもたくさんあります。
 原画とCGの塗りがいまひとつとか、背景が何年前のエロゲーかよと思うしょんぼり
具合とか。BGMももう1、2曲欲しかったか。シナリオは好きだけど、ちょっと都合が
よすぎかなーと思う部分もあったります。
 なによりも主人公の神楽坂要に声がないのがもったいなかったです。
 呪文の詠唱や気合いの声など、声がついていたらもっとグッッときんだろうなと。
 システムはPC版の場合、過不足ないかと思います。ライアーソフトのゲームを
やってる方には、既知感バリバリのメニュー画面。codeXはライアーと親族みたいな
位置づけみたいですね。
 というか、放課後~のシナリオ陣には元遊演体メンバーが名前連ねてます。
あのつっこんだ式詠唱はこのせいなんだろうか?

 残念なところはあるものの、キャラクターがなんとも活き活きしてることよ
 個別エンドもいいのですが、みんなでわいわいやってるのが一番楽しいという
あやかしびと現象がおきてしまった。こいつらみんな大好きだ。
 
 放課後~では意外なところに萌えがきまして。女に優しい軟派系キャラには
ピンとこないんですけど、個別ルートでの燃えとか萌えの瞬間最大風速が
出たのは葛葉漣という不思議。自分でも驚いているというか、何がツボに
入ったのかわからん。
 ここいらがツボに入ったのか? と思われるところを語るとネタバレしてしまう
ので、語れないという苦しさ。
 なんというか、女向け版Kanon沢渡真琴というかですね……

 あと先生ポジの安倍忠義が犯罪だ。ファンの間でガチロリマッチョの愛称で
呼ばれてて、その語感がいいもんで頭から離れなくなったw
 昼行灯でだらしなくも要所は押さえる大人というかんじで、たいへん
おいしかったです。
 「ちっ、手間かけさせやがって」が決めぜりふ? ていうか、手間かかっちゃうのが
かわいくてしゃーないんだろ? ん? と突っ込まざるを得ない。
そしてそれをニヤニヤと眺めるわし。変態でもうしわけない
 キャラソンのジャケ絵なんらかの確変が起こったのか?! と思わざるを得ない
かっこよさ。なんの冗談かと思ったw
 ルート通していい燃えを提供してくれたのは兵頭十馬。実に気持ちのいい男
バカ一代。

 放課後~は筋肉担当が3名もいるというステキ仕様だが、うち2名は
ガチロリマッチョという「なんということでしょう」仕様です。なんなのこの偏りw

B001IDYWOI 放課後は白銀の調べ ~急急如律令~
アスガルド 2008-11-28

by G-Tools

 Amazonから情報をひっぱってきたはいいが、売り切れで取り扱ってないという罠。

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エヴォリミット体験版感想

 ◆P3Pのペルソナ武器合体は、伝承に所持武器がついてまわるペルソナと
合成すると、そのペルソナ特有の武器になるのな。
 クー・フーリンで作るとゲイボルクができるとか気が利いてる。

 しかしベース武器が銃だろうが弓だろうが、合成生成される武器は全て
ゲイボルク=槍になるのは容赦ないw
 これそのあと違うペルソナを合体させると、元の武器種類に戻るんだろうか。

 ◆「私の兄貴がこんなにかっこいいわけがない」とかいうラノベがあったら
本気出せそうな気がする。
 TLでもあがっていたけれど、BLならありそうなんだよな。

 

エヴォリミット

 エヴォリミットはキャラクターの追加と、メインキャラ4人のキャストが公開に
なっています。
 校長先生の「抱きたい男No1」て、これ抱きたいの意味が違うだろw
 そして無駄に体格がよく、いつか二足歩行かましそうでならないww

 今頃気づいたんだが、パッチの色は各人違うのな……って思ったら、
アクアと環太郎の色は同じか? これなにか法則性があるのかな?
 

 エヴォリミット

 エヴォリミット体験版感想は以下のとおり。
 一通り舞台の説明が終わり、これから物語が始まるよ! というところまで
遊べる体験版でした。

 公式サイトでキャラ絵が公開されたときは、原画の中央東口さんの絵柄が
ずいぶんと、だいぶ、かなりシンプルになっていて魅力減を覚えたのですが、
作中での1枚絵ではそう感じることなく。立ち絵は首を捻るかんじなんですけども。
 1枚絵が綺麗なのはいいことなんですが、もっとも長く見続けるのはキャラ
立ち絵なんですよね。そこで覚えたキャラ印象はたとえどんな綺麗な1枚絵が
出ても覆ることはないので残念だ。
 綺麗な1枚絵が出ても、それは「奇跡の1枚」としてカウントされてしまうんだ
よなー。
 ただメニューやタイトルロゴデザインを見るに、シャープで硬質な印象をうける
デザインになっているので、中央東口さんのシャープラインが浮いているという
わけではない。

 キャラの表情を描いていない、カメラが引いたCGがあるのはいいなぁ。
これって贅沢な絵の使い方だとは思うんだけど、あると情景が広がっていい。
 エロゲってカメラが近い絵ばかりでお腹いっぱいになる。そりゃーキャラ
表情は見たいし重要なのですが、そればかりだと物語を書いてるゲームは
ほんとダメな。

 事前情報の舞台設定をみただけでは今ひとつピンとこなかったのですが、
体験版をやったあとでは魅力的に見える。
 過去になにがあって現在何が起こりつつあるのか気になります。

 舞台は学園都市(現在使用されている意味合いとは違ってるなw)で、
部活動がそのまま行政治安になっているのは面白かった。軍部といったら
軍事活動をする部活になってる(笑)
 そういう小競り合いもちょくちょくある舞台ですので、力の源であるパッチを
壊してしまう者も出てくるだろうなーと思っていたら、作中でちゃんと触れられて
おりそこも気になる。パッチが壊れた者はどういうことになるのか見守りたく
なるくらい、パッチに依存した世界でした。

 1度聞いただけで忘れられなくなるような音楽はありませんでしたが、
合っていないと思うような曲はなく気持ちよく遊べました。
 立ち絵はぴょこぴょこ動いて楽しい。回を追うごとにパワーアップしている
感じがします。

 メインヒロイン3人中、カズナとリーティアの2人はエロゲ的というか
ライトノベル的なキャラで、どこかで見たことあるなーと思わせるキャラでした。
媚び成分多め。propellerゲーでなくとも味わえそうなキャラクタなんですが、
物語もそうだとは限らないのでそこに期待。カズナのほんわりしたルックス
は好きだな。
 一条雫は他ふたりに比べて女染色体濃度が低いキャラで、一番気になった
キャラクター。べたべたしてなくて気持ちがいいキャラだなーと。
だが人気は低そうだ(笑)
 主人公はどうだろう。まだなんともわからんな。ただ天然タラシな前振りは
あったw

 主人公友人ポジションの環太郎とレナートは紹介されたというぐらい。
 図書館管理に関わってる? ものぐさ眼鏡(弥生)にはちょっと驚いた。
このキャラ出しは荒川工さんっぽいなーと思ったので。
 アクアさん(なぜかさん付けしてしまう)は、前情報よりグっと百合要員に
見えてきた……
 そしてすべてをもっていった感がある犬の校長先生。反則だよなぁ。

 当面の敵と敵対の予感のある人物がチラ見するものの、綺麗な区切り
どころで体験版は終わっています。ボリューム増の体験版2の配布も決定して
いるようなので、続きは寝て待て製品買ってってところですな。
 ROM体験版のみ収録されている次回予告は複数あるみたいだ。

 < コメント返し>
 >いえ、原作の1エピソードを
 コミケごとに1エピですか。それなら区切りはいいですね。1エピソードを
終えるのに何回かコミケを経ないとだめなのかと思いました。それなら
気の長い話だなぁと。
 アニメ関連会社の協力?があったといっても、そこで内容に手を加えてる
(アニメにしやすいように、とか)わけじゃないというのはかっこいいなぁ。

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逆転検事感想

 ◆劇場版牙狼は2010年10月公開予定か。
 

 ◆牙狼公開時期を確かめるついでにレッドバロンの公開予定が、どこかに
差し込まれていないかと探してみたが、どこにもありゃせん。
しょんぼりマキシマム。

 ◆「族長の初夏」さんのところで紹介されていた、映画の予告を見てみたら、
超時空和風(中国とか日本のちゃんぽん)SFサムライアクション映画で笑った。
てんこ盛りやな。ややぼんくら臭がして興味が!

 

 調べてみたらアイルランドの映画みたいですね。

 ◆先生! 1人だけ黒い人がいます!

 〔角コミ〕 角川コミック祭 2009冬

 手甲と鼻緒のひもが赤いからセーフか?
 でもサンタコスしてる京極堂とかおそろしすぎるよな。

 ◆小川一水さんがミステリ協会みたいなところに所属したっていうニュースは
知っていたのですが、実際に小説宝石でミステリを書くみたいですね。
 光文社の小説宝石12月号に掲載するってんで、ちょっくら雑誌を買ってみよう
かと思っています。単行本に収録されるの、年単位で先だと思うので。

 12月には朝日新聞出版から新刊も出るとのことで、月刊小川一水を堪能
できそうです。楽しみ楽しみ。

 
 

風色サーフ

 ファンブックに掲載されていない設定を、引き続き開発コラムで公開していく
ことになったわけですが、今回の更新はファンブック掲載分より面白いのがきた。

 シュレスベルグ帝国空軍機の歩み1

 ですよ。

 今までどんな機体があってどういう使われ方をしていたのかが掲載されています。
 飛行機技術において、ユクトランドがどれだけしょんぼりなのか思い知らされる。
いや、ユクトの地上機も作中登場機以外にも色々とあるんだろうけども。
 風色世界ではすでに複葉機時代は終了しているという衝撃の事実。
言われてみれば作中1機も出てこないんですよね。モデルになったリアル年代を
考えると同じようなものか?

 キャラクタに関するアレやコレは確かに楽しいのだけど、飛行機や生活、出来事
なんかの世界設定も面白い。こういうのがあると世界が広がっていいなぁ。
 ファンブックのユクトランド年表も面白かったんですよね。
 この年このキャラにはなにがおこっていたか、に絡めて世界の流れが書いて
あるから。有人飛行成功とか、ルイディナが当主になったいきさつとか。
 
 
ラッセルピュア・プレイステーション2専用乙女向け恋愛アドベンチャー’『風色サーフ』好評発売中

 

 

逆転検事感想文

 発売日に買ってから、間をあけつつ遊んでしましたが、やっとこ終わりました。

 CAPCOM | 逆転検事

 最初はおっくうだった捜査関係も、3章目あたりから苦にならなくなってきて
物語もテンポアップ。DSを起動させる機会が増えました。
 やっぱライバルキャラがいると盛り上がる。だが本作のライバルキャラは、
狼士龍よりも青い弁護士として登場するキャラだろう。
 逆転検事は過去回想エピソードが多く、この青い弁護士も回想エピソードで
登場する。こいつとの7年越しの決着が本作最大の山場であり燃えどころで
ありました。
 ラスボスもよかったのですが、熱くなったのは青弁護士エピなんだな。
 7年前、新人御剣のデビュー戦エピソードで登場するのですが、その時も
御剣は優秀なわけですよ。優秀なんだけど、逆転シリーズを遊んできている
ユーザーには、昔の御剣と今の御剣の大きな違いってのがわかるわけで。
 私にはそういうキャラクターの積み重ねがあったせいか、

 7年前の決着をつけよう

 となった御剣の不敵な笑みがかっこよく見えたんですよ。
 いやいやびっくり。御剣はどちらかというといじられキャラじゃないですか。
逆転裁判3でも活躍はあったけれど、今作最終章でかっこよく見えたときは
何かの間違いかと思ったw
 御剣はかっこいいわ敵役の憎たらしさは最高潮だわで、本作一番の
「異議あり!」と声に出してプレイしたいところだったと思います。
 
 
 最後らへんはちょっと都合が良すぎるなと気になったのですけど、勢い殺して
萎え萎えになるほどではなかったかなと。
 ここいらはシリアス展開しているのに容赦なくギャグが差し込まれて好きだ。
 
 逆転検事には「ロジック」というシステムが載っていて、これが実に御剣らしい
システムだなと。
 成歩堂が主人公時は「サイコロック」があって、直感とかフィーリングで
解決していく印象があったけど、御剣の場合は理立てという印象。
 面白いかどうかは別として、キャラの違いが見て取れるシステムの区別
だと思いました。

 一条美雲はいいキャラだなー。さっぱりしてて前向きで明るい。
ときおり見せるシリアスな顔は、心の強さをのぞかせる。好感度高いです。
 それにしても糸鋸ははみちゃんとか美雲とか、年の離れた女の子と
息が合うよなぁ……
 
 

B0017PBWW2 逆転検事(通常版)
カプコン 2009-05-28

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