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空の軌跡終了報告

 ・エマはいよいよ最終章の掲載が始まったもよう。年数が経っていると
子供組の変化が心臓に悪いな(笑) ある程度年をとっているキャラは
そう変化はないけれど、子供は大きく変化するので。

 あんだろ→はにろ組はこのどきどきを味わえるのか。ちょっといいかも
しれん。

 ・インガノックの気に入ったところ(ルアハとあの人のアレとかラストとか)を
しつこくリピートしているわけですが、SEVEN-BRIDGEのグリエルといい
ルアハといい、ライアーでの青山ゆかり嬢キャラは私のツボに入るのだろうか。
ライアー絵は2枚しかないのにどちらもゆかりキャラ描いてた(笑)

 しかしフェティッシュ全開のルアハのあれは、何度みても最後までいっている
ような気がしてならない。
 この二人の行く末が気になるっつか、生活を見てみたい。

 ・空の軌跡SCはさきほど剣帝レーヴェ戦が終わりました。気がついたら魔法
攻撃を一度もしていなかったよ=殴り倒しました……魔法=回復状態だった
のでとてもじゃないが攻撃魔法を使う余裕がなかった。
さすが剣帝。強いです。

 戦闘終了後のヨシュアにコーヒー吹いた。なにこの弟レベルレッドゾーン。
惚れた男の意外な一面ってかんじでエステルさんもびっくりですよもう。
 そんなヨシュアの弟っぷりにレーヴェもおにーたんモードのスイッチが
入ったのか、こいつぅ状態でこれまた意外な一面が……

 あの、このデレデレ兄さんはどなた?(笑)

 エステルがリアル女だったらこの情景にドン引きぶっこいてもおかしくねぇー!
 つうかレーヴェは主役が女子キャラだったことに感謝しておかんと。
男性主役の物語なら間違いなく死んでたぞ。

 レーヴェの声優って緑川光さんなんですね。戦うのは初めてではないはず
なのですが記憶になかったな。二枚目でクールニヒルな悪役キャラにこの
声ってのはものすごくベタ。だがこれしかないと思うぐらいハマリではある。
 キャラモーションもコテコテではあるんだがアホみたいな強さの後押しも
あって悔しいがかっこいい。コートがいい演技してる(笑)
 緑川さんは二枚目キャラではなくバカキャラも見てみたいんだが、若手が
表に出てきているし聞く機会がないなー。

 とか言っていたら終わったー!

 前編にあたるFCの感想を書いたのが去年の10月なんで、途中中断も
したけれど1年以上かけて終わらせたことになる。いや、中断合計は半年
ぐらいあったかもしれんが(笑)
 
 ちょっと聞いてくださいよ。
 ラストバトルなんですがわたくしほぼ3人でボスを倒しました
 
 ええ、最初のほうでヨシュアがね、ええ、消えて戻ってこなかったんですよ(笑)

 クリアした方なら何が起こったのかわかっていただけたかと思います……
アレだよアレ。地点攻撃ではなくキャラ指定攻撃だと思ってたんだ。
うっかりもう1人消すところだった。あやうしあやうし。

 つうか3人でも倒せた。107時間のLv94はしぶとかったということか?

 感想は後日。

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虫虫は買いにくい

 ・漫画版「魍魎の匣」のコミックス発売日は12月17日とのこと。
リンク先へとぶと表紙を見ることができます。
 小説のコミカライズ、まして京極堂物のなんて普通なら不安でしかないのに、
作画担当が志水アキさんって時点で楽しみしかなくなってしまった。ハイホー。
 でも以前公開されていた京極よりも綺麗目になったよな。

 ・Sprayの冬コミグッズには鬼畜眼鏡のカレンダーが出るみたいなんですが、
その線画サンプルをみてこれは貼れないと思った(笑)
 コンセプトが「飾れないカレンダー」とのことなので、コンセプトに偽りのない
内容ではあるな。
 片桐さんはいつ見てもかわいいなぁ。43歳の乙女全開おっさんっていいもん
ですね。

 今年はおっさん受のかわゆさを学んだ1年だった。腐女子レベルがひとつ
あがったぞ!(笑) 

 ・今年やったゲームが片手で足りる件について。
 「今年購入→積み」状態のゲームもあるのだけど、年々こなす本数が
減ってきているな。

 ・空の軌跡のリシャールってファンのあいだで本当にタマネギって言われて
いるのか。そんなことを知らずにタマネギ呼ばわりしていたけれど、みんな
考えることは一緒なんだなぁ(笑)

 ・BugBugでインガノックのコラムが始まるとな?!
 なんでこの雑誌ですか。数あるエロゲー雑誌の中でも群を抜いて
購入度胸を試される雑誌じゃんすか。これはグリム=グリム(桜井光)の
試練かなにか? 諦めない人だけが黄金螺旋階段を昇りきり願いを
叶えられるんじゃろかー?
 素面で一般書店、レジは異性でしかも若いという4hitコンボを抜けたら
喝采せよ! 喝采せよ! 

 泣きてえー!

 そんなインガノックで落書きがしたくなったのでルアハを描いてみた。
タブレットで絵を描く練習を兼ねて。クリックでもうちょい大きいサイズがでます。

 

赫炎のインガノック・ルアハ・イラスト

 アップしてから上まつげを描き忘れたことに気がついた。

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赫炎のインガノック感想

 赫炎のインガノックをクリアしたんだよ感想文。
 ネタバレはありますが具体的な過程まで書いているわけではありません。
誰と誰との間に何かがあるんだなーという程度はわかってしまうので、
そのへん気になる方は自衛をお願いします。一カ所だけ危険なところが
あるのでそこは反転かけています。不自然な空白に近づくな危険。

 以下あらすじを公式サイトより転載。

 

 異形都市インガノック。
 積層型巨大構造体から成る完全環境都市(アーコロジー)で
あったそこは、10年前に発生した《復活》ですべてが歪んでしまった。
人も、木々も、機関(エンジン)の排煙による灰色に満ちた大空さえも。
ひとつだけであったはずの太陽は、ふたつになって。恐るべき
幻想生物たちが姿を顕し、都市を豊かたらしめる蒸気機械文明さえ
もが、歪み、時に異形と化して人々を襲った。
 かろうじて変異を免れたのは、貴族の住まう都市上層のみ。
インガノックのごく僅か。100万を超すと言われる人口が密集する
都市下層は、今日も、地上に存在しえないはずの異形と奇病、
異常なまでに発達した暴力的な機関技術が満ちあふれて。
 歪んだ空から発生した無限の霧は、都市を完全に孤立させた。
 孤立都市にして、異形都市。インガノック。

 巡回医師ギーは、今日も都市を歩く。
 弱者絶滅を謳う上層貴族の定めた”死の都市法”を無視し、
歩き続け、下層の人々を診療し続ける。昨日も、今日も、明日も。
両手からこぼれ落ちていく無数の命を見つめて。10年前に失った
ものが、一体何であるのかを確かめるように、歩き続けた。

 ──そして、出会う。
 ──ふたりに。

 ひとりは、少女。インガノックの混沌をまるで知らない、黒の少女。
 その名はキーア。人が忘れた”笑顔”を絶やさぬ娘。
 もうひとりは、影。すべての幻想を失った都市において唯一
語られる、”おとぎ話”の登場人物。すなわち、万色に変化する
鋼の人影。
 その名は《奇械》。人ならざる鋼の影。異形を砕く刃の手。
 人に”美しいもの”をもたらす、インガノックただひとつの希望──

 あらすじを転載し公式サイトへのリンクをはりましたが、公式サイトの
紹介は見づらいうえに情報がみっしり詰まっているのでプレイ前にくじけそう
ではある。つうかあらすじ長い(笑)
 ここはあらすじだけを読んであとは体験版をやっていただきたい。
製品版はSEが強化されより世界を感じられます。あの雰囲気が全てです。

 同ライターの「蒼天のセレナリア」と世界を共有しているものの、セレナリア
をやっていなくとも充分楽しめます。やっていると20%楽しさ増量。
セレナリア ザ・ガイドを読んでいるともう10%楽しさ上増しです。
 イルがどうもあの人の血縁者らしいとかランドルフとか奇械の名前とか
ニヤニヤものでした。クトゥルフ神話をかじっていてもニヤニヤ。
 既知・未知世界の背景をふくめてインガノックで起こった事件を考察できる
という楽しさも味わえます。これが面白いのなんのってもう。

 物語は1本道。伏線も回収されているし話もきちんとケリがついています。
歪んだ世界にあって諦めずひたすらに手を差し伸べるギーの生き様は
どこからきてどこへ行くのか。セレナリアもインガノックも「手を差し伸べる」話
だが、インガノックはあまりにも儚く美しい。

 儚いって漢字は「人の夢」って書くんだよ……

 ぐんにょり。ぐんにょりだよライアー。インガノックは暗い話だろうなとは思って
いたけれど、泣きたい。ライターは鬼か。
 余韻を引きずりすぎてどうにかなりそうだ。もうなんでもいいからキャラ達を
幸せにしてやってください。いや、ある意味幸せになってはいるんだけど、
もうね、せつなくてたまらんのよ。いてもたってもいられなくなる。
せつなすぎて苦しくなってしまう。初期のニトロプラスかこれは。

 数は多くはないもののビジュアルは綺麗で音楽は世界構築に強く貢献して
います。
 音楽は本当にいい。ゲームの曲はゲームをやらずに曲だけ聴いてもピンとこない
ものだけど、インガノックの曲は単体で聴いてもいける。そしてゲームと合わさると
強まりまくります。街を歩くときにかかる曲たちは、背景CGと合わさっただけで街を
説明できてしまっている。
 インガノックの世界はサイバーパンクなものの未来的な印象はありません。
ビジュアルデザインがどこかアンティークなせいなんだろうか。
 数秘機関はサイバネティクスなんだけど、信号ではなく歯車で動いているような
印象を受けるんだよね。ルアハとかとくにそう。そのへん新鮮な切り口でした。
 物語は章仕立てで進んでいき1章の長さも短く遊びやすいのは良かったな。
今日はこの章が終わるまでという区切りをつけやすいです。

 とても面白かったので是非とも人に勧めたいところなのですが、そのへん
いつものライアーというか人を選びすぎるソフトになっております(笑)
 まずこれ、いわゆる一般的なエロゲではないです。どんなエロゲにも
濃かれ薄かれ視覚直撃系モザイク印の汁々エロ絵とエロワード乱舞の
性交シーンがあるもんですが、そんなのありゃせん
 女子キャラが脱いでる性交シーンはありますが、ええ、少女は対象外ですし
女子キャラ全員が主人公の嫁ではありません。
 そんなエロ薄ならエロゲで出すことないんじゃないかと思われるでしょうが、
このソフトをエロゲ以外のどこで出せるというのか(笑)
 「一般的な男性向けエロゲ」のエロに関する全ての期待をぶっちぎっている
ソフトですので、そこを理解してお買いあげいただきたい。 

 裸体が出てくる「心の交流」という点においては濃密なんだがな。

 もちろん欠点もある。
 戦闘はあるけどそこが物語に関係してくるようには作られていません。
バトル燃えゲーではないので欠点と言うよりも「もうちょっと欲張っても
いいんじゃないか」という感想になったのがバトル回りです。
 戦闘はいつも同じパターンなんですよ。同じ口上が流れ同じ展開であっと
いう間に終わってしまう。アニメや特撮にある必殺技や魔女っ子物の
変身シーンと同じ扱いなんだと気がついたのですが、インガノックは戦闘その
ものが必殺技扱い
なのでなんだか違和感があります。
 バトルBGMはどえらい燃え曲なので色気だしてもいいのでは、と思って
しまいます。

 話を理解するためには「心の声」をちゃんと読んでいかないとだめで、
かつ断片的に与えられる情報を組み合わせていかないとわからないのも
気になるところ。
 組み合わせていくのは面白かったのですが、ゲームだと情報の整理が
つく前に話が進んでしまって結局どういうことだったのか理解しにくいのですよ。
目の前の出来事に目がいってしまうので、情報の整理にまで脳が働かない
のです(笑) 今でもあちこち見てまわって補完しています。
 あまりにも説明的に書きすぎると雰囲気がなくなってしまいそうなので
さじ加減の難しいところでしょうが、もっと噛み砕いてもいいかなと思うところ
でもあります。最後までやらないと「心の声」が説明羅列に見えるってのもある。
 物語で何が起こってどうなったのかについてわからなかった人はここ
読んでみると大吉。あとこちらのサイトでも管理人の考えを含めた考察が
始まっています。用語解説も丁寧だし正直公式サイトよりも読みやすい(笑)

 欠点というか、こうだったらなと思えるところを上げていけばきりがない。
 やっぱり男性キャラを含めたフルボイスがよかったし、エフェクト回りももっと
工夫できそうだ。曲数ももう少しおおかったらとか「心の声」システムでルート
分岐ができたら違う話も読めたかなとか色々とある。あるんだけど、ライアー
だしなぁとも思ってしまう(笑)
 そこで思考停止してしまったら思考どころか進歩まで停止してしまうわけ
なので、ちょっとずつでも前に進んでいただけたらなぁと思います。

 主人公のギーはえっれぇ二枚目でその上根性あるっちゅう超絶いい男では
あるのですが、この人一種のだめんずです。
 いやいや生き様とかかっこいいとは思うんだけど、この男呼吸をして診療する
以外の生活ができてねぇええええええ!!!
 感情のインプットアウトプットとか、そのへんも回りがいじってやらないと
できないっぽい。排泄もままならない子犬か子猫ですかこいつは。
アティとかキーアがいないと生きていけない(笑)
 身体変化にともなう精神の変容、トラウマもあってか感情の起伏も乏しく
キャラ紹介時点から

 >女が脱ぎはじめないとエロ突入とならないダメさ加減を感じる。

 とか書いてましたがこの印象の斜め上をいっていた。

 ギー先生エチーすると死んじゃうかもなんだぜ?(笑)
 最初はアティの神経修復をしているのかと思っていたんだけど、セカンド
エチーで己の修復をしながら事に及んでいたと気がついた。
 アティセカンドはいいね。アティがめっちゃかわいいです。あんな熱烈な
告白しよって聞いてるこっちがきゅんきゅんくるわ! 先生もがんばりました。
ギーが好きと告げるのはアティだけってのがもうね。その後の展開もあって
色んな意味で転げ回りました。

 黒猫は死んだ! なぜだ!?
 ギーに(が)惚れていたからさ……

 泣いたよおりゃー。
 メインヒロインから嫁認定されるヒロイン。表情の変化もめまぐるしい
かわいい人。

 ケルカンはギーと表裏をなすキャラ。
 ギーは生かすために手を差し伸べるが、ケルカンは殺すために、黄泉路へ
誘うために手を伸ばす。迷いのない言動で力強い。
 原画の大石さんはケルカンが気に入っているのか描きやすいのか。
絵のばらつきもなくいい表情がそろっていたと思います。
 こいつとルアハのシーンは、なにか見てはいけないものを見てしまったような
背徳感といかがわしさであった。ものすげーくフェティッシュだ
 久々にどきどきするえろーすでしたよ。タナトスの身体に灯るエロスっちゅう
のは妖しくていいね。
 どうして殺しまくるのか最後に明らかになるのですが、ラストセリフがボイス
つきでぶっ飛びましたよ。このセリフにこの声(演技)をつけるのかライアー。
 ギーは何かに耐え続けて限界に達し少女にすがりつき号泣。
ケルカンは女に死なせてくれと望む。
 
 なにこの男ふたりの弱さガン晒し。

 男性向け? んなもん碓氷峠にこっちから捨ててきてやったわ! という
漢っぷりを発揮してるなこれ。
 気を張って生きてきた男ふたりが弱りきり女に泣き言をいうという、完全
無防備で子供みたいなところを見せられてローリング床萌え転がり。これは
たまらん。
 ギーはともかくケルカンまでこんな一面を披露たぁ、そりゃールアハも
ほっとけねぇってもんだ。
 ルアハはこの血筋に弱い。兄と妹どちらにもひっかかるんだから間違いない(笑)

 キーアはね、エチなしで正解だと思うんですよ。あそこでギーが手を出して
いたら超絶台無しになっていたと思う。
 そこで手を出すのがエロゲなんですが、ここいらもインガノックは成人向け
ゲームであってエロゲじゃないって思える一因だろうなぁ。
 ギーに対しては限りなくloveに近いlikeなのかな。自分がギーを肉体的に
包容することができないということを、背中に手を回せないってことで書いて
いるんだよね。ギーが求めてこないことを含めてアティにはなれないって。
そしてそれでもいいよって言うわけですよ。なんという包容力少女。
ギーが全てをさらして泣き言いえたのはキーアに対してだったもんさ。
心の交流という点では群を抜いて沁みいるシーンでした。
 アティといいキーアといいどちらもいい女。どちらもせつねぇよおーーん!!

 インガノックはいいゲームだ。本当にいい。
 未プレイの方で上記の部分を乗り越えられるようならば是非とも遊んで
いただきたい。

 

赫炎のインガノック ~What a beautiful people~ 赫炎のインガノック ~What a beautiful people~

by G-Tools

 ※インガノック製品版を終了してスタッフロールをみたところ、男性声優は
名義を変えていらっしゃるようなので過去ログ該当部分を伏せました。
キャスティング事務所と該当部分日本語訳で推測してください。

詳細を見る

新たなるステージへ?

 ・Asta*で連載されていた小川一水さんの話が単行本になるもよう。
Astaは書店で配布されていた小冊子で購読申込みをする以外では店頭で
遭遇するしか手に入れられなかったのですが、これでまとめて読める。

 ・更新が滞っている=ガノック中毒とお考えください。

 

赫炎のインガノック

 具体的には書いていませんが8章までのネタバレが多少あり?

 インガノックは音楽惚れもして購入と相成ったわけですが、本当に
音楽いいな。vsクリッターのバトルシーンの曲だけでご飯をおかわりできます。
サントラ4曲目も好きだ。「CalmlyDays」はほんの小さな取るにたらない日常が
とても美しく見える曲なんだよね。
 街に関する曲はどれもピタリとはまっている。街の絵と街の音楽で
都市インガノックを説明できちゃっているんだよなー。
 ボーカル曲もいい。Ritaさんのライアーでの仕事はどうにもツボに入る。
他でやっている仕事も含めて興味が出ているので、そろそろアルバムの
買い時かもしれん。

 そんなわけで3連休は1日目はインガノックをやって2日目はでかけて
3日目は仕事の合間にインガノックをやるという、インガノックに縛られた
連休とあいなったわけであるよ。
 PC電源ON=インガノックという方程式ができあがっていたため、ネットの
ニュースサイトすら見ていないというガノックヒッキーっぷり。

 現在9章。
 今のところはいつものライアーソフトだが、なんかこう、新たなステージに
上がってしまった感があるのだがどうか(笑) 
 エロゲ=濃かれ薄かれ視覚直撃系モザイクエロ絵の汁々性交シーンが
あって女子キャラはかわいくて目立つという定義だとしたら、インガノックは
エロゲじゃない。エロ薄とかそういうレベルの問題ではなくそもそも土俵が
違うような。まぁこの先まだあるのでどう転ぶのかはわからないのですが。
 そんなインガノックにおいて球体関節なあの娘のシーンは、なにか見ては
いけないものを見てしまったような背徳感といかがわしさであった。
ものすげーくフェティッシュだ。久々にどきどきするえろーすでしたよ。タナトスの
身体に灯るエロスっちゅうのは妖しくていいね。
 でかしたケルカン。女に対する荒行を積んだ男。あんたがインガノックに
おける希望の星(笑) 性交シーンはあってもギー先生は色々と大変だからな。
キャラ発表のころから

 >女が脱ぎはじめないとエロ突入とならないダメさ加減を感じる。

 とか書いてましたがこの印象の斜め上をいっていた。
 身体変化にともなう精神の変容もあってなのか、感情の起伏も乏しいしなぁ。
視覚系エロから遠い遠い。
 こんなギーがケルカン相手にははっきりとした嫌悪を示すもんですから、
その筋のおねーさま方にはニヤつける関係性ではなかろうか。うひょー。

 < コメント返し>
 ・ビジネスですから商業的に有利に運びたいというのはわかるんですけど、
タイトルのファンという立場で見るとしょんぼりな意見でした。
 ファンとしては自分の好きなタイトルを「商品」としては扱ってほしくないので、
商品として扱われているのを見せられてしまうとトーンダウンしてしまいます。
いや、ビジネスなんで当然「商品」なわけですが……

 ・インガノックの章を進めて戦闘をこなすうちに、ちょっとひっかかるところは
あるものの同じような意見となりました(笑) 

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口上一緒かよ?!

 パッケージが少しへこんでいて私もへこんだ。

 インガノック無事到着。
 まただ、まただよ。住所手書きの送り状できましたよ。
ご丁寧に品名欄にゲームソフトって書いてな(笑)

 インガノック発売を記念してライアーソフトHPでは記念ページが更新
されています。セレナリアのときは宝石ーズが担当していましたが、今回は
老師イルが担当です。

 1章終わってもしかしてと思ったことがひとつ。戦闘シーンに主人公の声が
入るのはたいへん結構なのですが、もしかしてセリフは全共通ですか?
 体験版(5章)と一緒のセリフが展開され、そこにほんのちょっと差分がある
だけであとは一緒という……ヴァぁああああー! 
 もったいない。もったいないぞこれは。戦闘シーンの音楽は盛り上がるから、
ここで主役のかっちょいい口上となればもっとテンション上がるんじゃないかと。
残りの章で違うセリフできめてくれるといいんですけど、どうかな。
 インガノックは燃え展開を期待してやってはならんのかもしれん。
体験版をやると戦闘シーンで盛り上がるんだけど、これが同じように続くとなると
燃えがくるのは最初だけになるわな。
 いやいや、今のところつまらなくはないが、終了したときの感想はどんなのを
抱いているのか想像もつかない。

 体験版にはなかった雑踏やタイミングよくはまる時計音など、SEの強化の強化が
みられます。これあると違うなぁ。インガノックの街を感じるのに効いています。

 ※11/23追記
 5章終了。バトルとそのときの口上についての印象が変わってきた。もう一工夫
ほしいところはあるけれど、このバトル展開と口上は必殺技という扱いなんだな。
これはこれでいいんだという気になってきましたよ。

 ・小川一水の「イカロスの誕生日」はAmazonのマーケットプレイスで
4000円台で取引されてんのか……こんな値段がついてるんだなぁ。
 発売がソノラマ文庫だから値段が高いんだろうか? 群青神殿も心持ち
いい値段になってる。やはり人気があるタイトルが高いのか。

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過去ログ