カテゴリー ‘ 牙狼

牙狼最終話感想

第壱話 牙狼、襲来
第弐話 見知った、5万円
第参話 鳴らない、時計
第四話 まずい飯、逃げ出した後
第伍話 都市伝説、編集のむこうに
第六話 出現、同業者零
第七話 生身アクションの造りしもの
第八話 21話伏線、来日
第九話 瞬間、轟天、召喚
第拾話 サイコダイバー
第拾壱話 キスした街灯の下で
第拾弐話 親父の価値は
第拾参話 総集編、挿入
第拾四話 零、ドリームキャッチャーの輪
第拾伍話 女体と板尾
第拾六話 ツンデレに至る病、そして
第拾七話 修羅場の適格者
第拾八話 上司の選択を
第拾九話 暗黒騎士との戰い
第弐拾話 鋼牙のかたち、カオルのかたち
第弐拾壱話 カップル、誕生
第弐拾弐話 せめて、恋人らしく
第弐拾参話 最期のコダマ
第弐拾四話 終わるバラゴ
最終話 世界の中心で鋼牙×カオルを叫んだけもの ←いまここ

 エヴァンゲリオンは全26話のため牙狼にあてはめると1話分余ってしまいまして、
「第弐拾参話 涙」をとっぱらってしまいました。
 ちゅうか、これ無理あるところ多いやね。いちおう各話内容と照らし合わせよう
とがんばったのだけど難しかった。

 

牙狼最終話英霊感想

 今1話の感想を読み返してみるとえっらいテンション高くて、一目で堕ちたのが
よくわかる。漫画にあるような、すっこーんと恋に落ちる描写のソレだった。
 毎週金曜深夜の逢瀬は泣いても笑ってもこれが最後。中盤わたわたおたおた
大暴れしましたが、最後を迎えた今、心はお坊様のように澄み切って……
澄み切って……

 澄み切ってねぇー!

 あと10分いや5分放送時間が長ければ、もうちょっと自然な感じになったかもしれ
ない。いやいや、放送時間内にまとまってはいるのだけど、いつもよりぎゅうぎゅうに
詰め込まれていて作品世界へ入り込みにくかったんだ。
 すごいすごいと騒ぎながらも面白画像に片足つっこんでしまったようなアクションと
映像に手をたたいて笑ってしまった。
 こんなのやっちゃうのかという勢いっぷりに大笑い(いい意味で)しているのと同時に、
ネタにも見えて笑ってもいるという不思議現象が起こりましたよ。

 前半のvsメシア戦は神様との戦いみたいなもので、体格差(どころじゃない)も
あって戦艦を戦闘機1機で沈めたという印象でした。
 メシアに手も足も出ない鋼牙はカオルの描いた絵が力となりパワーアップ。
ガロに飛行能力が備わる。翼の生えたガロは最初はやりすぎ感を覚えたがすぐに
慣れた。これはこれでかっこいいんじゃないかと。羽ばたいてぐんと加速するシーンは
観たかったんだがね。あることにはあるのだけど、ちょっとわかりずらい。
 急所へストレートな一撃をたたき込みメシアを撃破。滅びゆくメシアに吸い込まれ
そうになるシーンは、大きな質量を持ったものが消滅するときのブラックホールにも
似ています。で、そこからキバが出てきて鋼牙を引きずり込もうとするわけだ。
 しかしながら愛の力は偉大なのです。吸い込まれそうになる鋼牙をカオルが手を
さしのべ助けるわけだな。
 ここのカオルがめっちゃ綺麗だ。本当に綺麗。
鋼牙になくてはならない笑顔はこれなんだろうなぁと心底思ったさ。
音楽がまたいいんだなこれが。
 このへんカオルが物理的にも鋼牙を支えるシーンで気に入っています。現実に
戻ってきたときしっかり手を握っているのもツボ。カオルが両手で鋼牙の手を
包み込むように握ってんですよね。二人起きあがるとき鋼牙はカオルと呼んで
いてそこも萌えるんじゃ!
(カオルと呼んでいるのは零じゃないよな? ちょっと疑問は残る)

 つまるところこのメシア戦はカオルと鋼牙の絆を描いた戦いなわけだ。
二人の間にがっちりラインが通っていたからこその勝利なわけですよ。
いやもうものすごいラブラブっぷりだろこれ。
 カオルと組む限り鋼牙はいくらでもパワーアップが可能なんじゃないか。
鋼牙にとってのみカオルは魔戒絵師(という職業があるのかはわからんが)みたいな
ものですやね。
他の騎士には効果がないため、専属中の専属絵師になってしまうが(笑)

 で、現実に帰ってきてからのvsキバは鋼牙の戦いになると。
 零のことも忘れたくはないんだが、牙狼という作品はとことんまで主役びいきという
こともあり、復讐は涙をのんでいただくことになったなぁ。

 キバとのバトルは色々と趣向が凝らされていていいのですが、ここが面白画像の
原因になっとるよ。落下飛行する魔導輪上での鋼牙vsキバ空中戦はよかったん
だけど、そこへ零が駆けつけてきて

 お前どこからきたー!?

 空飛んだのかよ!

という、ナイスアシストに喜ぶよりもつっこみのほうが先にたってしまった。
ここが一番笑えたわけだが。
 落下していく魔導輪上のバトルはともかく、着地し回転する輪の中での

 ハムスターバトル

はどうか。魔導輪がハムスターが遊ぶ輪っかみたいに見えるんです。
黒いハムやんと白いハムやんが大暴れ。
 転がりの果てにタンカーにぶつかってタンカー爆破て。鋼牙は最終話だけで3回
ほど吹っ飛ばされておりますよ(笑)

 吹っ飛び後のキババトルロケーションはかなり好きだ。
炎くすぶるバトル場となるんだけど、剣を構える鋼牙が静かでいい。息を切らせて
るんだけど、これが最後になるだろうという覚悟ゆえに静かに見える。
 召喚できなくなっていた鎧もザルバ尽力にてフルパワー召喚というかんじ。
マント背負ったガロ登場に、ぱーんとテンション上がってもた。あのBGMはやばい
あの曲を聴いただけでぐっとくるってもんですよ。

 鎧を召喚してからは斬り結びもなく終わってしまい、いささか残念なんだけど、
ガロのイメージからはそれで納得できてしまうんですよね。潔く振り下ろす剣は
すべて必殺、一刀両断というのがガロのイメージなんですよ。
 逆にゼロはヒット数で稼ぐという印象です。
 ガロが自分は一人ではなく過去のガロという称号を得た英霊達とともに戦って
いるのだ、というくだりはどうなんだと思ったなぁ。
 一人ではないと言い出したとき、ゴンザやカオル、零、ザルバといったメンバーを
思い浮かべたものだから、突然英霊と言われてもピンときませんでした。

 ネタ視点で笑ってみてしまう部分と、素直にかっこいい凄いと感じる部分が
同時に起こっています。
 ハムやんバトルや空中戦につっこみを入れつつも、アクションのロケーションを
あれこれと提示されて常に新鮮でしたし、身体の捌きもかっこよくてときめいた。
 父親を殺した左腕を自らの左腕で受け止めるシーンはいいね。鋼牙が幼少の
トラウマを克服したシーンでかっこよかったです。
 あとハムバトル中でキバの突きを剣の腹で受け止めるシーンもいい。
 こういった仰々しいまでのロケーションのあとにストレートなチャンバラがあり、
ゆえにそこが引き締まって見えガロらしさを感じました。

 でもってここからが鋼牙×カオル者にとってはキモだよ。キモなんだよ姉さん。
 番組開始当時から最後は一緒にならんのでね? と言われ続けてきましたが、
読みどおり離別エンドとなりました。ですがこの離別エンドは私が想像していた
最良の離別エンドでありました。
 鋼牙は北管轄へ移動しカオルはイタリアへ絵の修行と離ればなれにはなる。
なるんだけど、それはお互い成長するための離別で

君ら3・4年後には再会してますね? 

という確信に満ちた予感が持てるエンドでした。
 もちろん二人並んだエンドも希望していたのですが、それでカオルが絵の道を
なあなあにしていたらしぼむのでこれでよかったのかなと。
 数年後に人として異性としてレベルアップしたお互いをみてどきんこすると
いいさ、いいともさ!
 あくまでもいち視聴者の勝手な予感で妄想ではあるのだが、信じられるって
こわいなぁと他人事のように考えるくらい私の中では確定してる。
痛くてすまんす。

 零を見送ったあとの鋼牙とカオルのシーンがまた萌えまくりですよ。
 鋼牙は「お前には本当に世話になった」とかぬかしてますが、思わず目をそらして
しまうあたり本心の根っこのあたりに堪え忍ぶなにかが見えます。
 礼儀正しく一礼というのは実に鋼牙らしいのですがええ、本当は抱きしめたい
んじゃないですか、連れて行きたいじゃないですかー!
そう見えてしまってぬがー! と身悶えた(落ち着けよ)。
 カオルもそうされてしまったことが少しだけ寂しく、でもそうできないところも
わかって彼らしくて、だから「最後まで愛想のないやつ」というちょっとした強がり
が出たんだろうなぁ。
 ああもどかしい。いいからぎゅーってしちゃえよと思うんだが、そうならないから
こその鋼牙というキャラだし、そう作らないところが牙狼のいいところでもある。
 ただこのシーン、ちょっと不安にはなったですよ。もう会えない会わないみたいな
けじめみたいなものも感じられるという。うへぇ。 

 ことこの二人に関してはこのエンドで3年は戦えます(笑)

 車内でカオルから渡された絵本の最終ページをみて男泣きの鋼牙っつうのは
やられたなぁと。これは鋼牙がストイックなキャラだからこそ引き立った絵だね。
涙は女の最終兵器と言いますが、こういうストイッカーにおいては男だって
最終兵器涙となるようだ(笑)
 いやもーほんと、マジ泣きまでさせられた女からは離れられんだろーよこれは。

 という考えも浮かぶんだが上記のような「けじめ」ととった場合、もう会わないと
決めた女が真摯に自分のことを想って描き上げた絵にどうしようもなく心うたれ、
その覚悟の辛さに涙したようにも見えるという……あああああ、自分の想像に
鬱入ってきた(笑)

 つっこむとすれば助手席に乗る鋼牙か。こういう車の場合普通は後部座席に
乗るんでね?(笑)

 しかし記憶をなくすのがザルバだとは思わなんだよ。鎧召喚に力を使い果たして
魔戒へ帰るものの、新たな魔導輪として鋼牙のもとへ再び召喚される。
だがそれまでの鋼牙と過ごした戦いの記憶はなし。記憶をリセットされた友人との
新しい一歩は、いささか切ない思いもしような。
 零がシルヴァを相棒としていたわっているシーンは、もしかしてこれが初めて
なんじゃなかろうか。かっこいいセリフでしたよー。
 ゴンザにみ見せ場が。剣を持ってピンチの零を助けるが、剣がソウルメタルだと
気がついたとたん重くてもてなくなるというとほほっぷり。そこがいいんだけどね。

 ラスト鋼牙のこれからの戦いの地として雪原に立つ鋼牙という絵が映るが、
ものっそい絵になるな。雪の中に立つガロも観てみたい。
 魔戒騎士の戦いはこれからも続くのだというエンドは、これからをあれこれと
想像できてすてきな終わり方だと思います。
 暗黒魔戒騎士編と出るのは上記のような理由からで、続編の予定があるという
わけではないらしい。(※監督日記参照)
 もちろん商業的にGOサインが出て監督がその気になったら撮れるわけですが。
 牙狼は最初から最後までテーマが一貫していて、それがきちんと描き表されて
いたんじゃなかろうか。人との絆なぞなくひたすら孤独であった黄金騎士は、
女と出会い関わり合うことにより絆を手にすることになる。そしてそれはとても
とても大切なものなんじゃよーという話であった。

 1話から最終話まで、スタッフさんは作品を作り上げるために苦労連続だったの
でしょう。いやまぁ仕事ですんであまり美化するのもなんだなとは思うのですが。
 そんな作品にのめり込み、毎週放送日が待ち遠しくてわくわくできた半年間。
楽しかった。実に実に楽しかったです。
全てのスタッフ様に感謝を。お疲れ様でした。

 わたし特撮をろくろく観ないくせに雨宮特撮だけは観てるんだけど、これで
離れられないことが決定的になってしまった気がする。
とんでもないことになった(笑)

詳細を見る

アニメフェア牙狼ブース

 国際アニメフェアの牙狼ブースに行ってまいりました。
 感想をあげたいところですが仕事をせんといかんので、ちょろりとだけ
写真をアップしておきます。↓

 一段落したので色々と追加しました。3/26に掲載したものに手を加えて
再掲載しております。
 とはいえあちこちでいいレポートがすでに上がっているので、そちらを見て
いただいたほうが展示内容はよくわかる。
 ・眠れない夜日記さん
 ・思うがままさん
 どちらも写真がたくさん掲載されていて、感想を読んでいても楽しいです。

 同じことをやってもなんなので、少しだけ視点を変えた写真を載せてみようかと。
テーマは

 貴様の足下狙い撮り! 激写させていただきます! 

 です(笑) 需要なさそうなテーマなのは百も承知だが、今回展示を観に行くに
あたって観察しようと考えていたところだったりします。
劇中ではあまり映らないしよく見えないので気になっていたんですよ。
 ええ、別に絵を描くための資料とかではありませんよ?(笑)

 ちゅうか、あれこれ撮ったわりには表にだせる写真が少なく、web用に画質を
落としているので資料としてもイマサンなものばかりであることを最初にお断り
しておきます。クリックすると多少大きな画像になります。

 

鋼牙足下

 まずは鋼牙の足下から。写真は横からも撮っておくべきだったな。サイドに意匠
(ちゅうかリング?)がある靴ですね。もりもり運動してもOKな靴。ブーツか?

零足下

 零の靴も運動OKなデザインだけど、鋼牙と違って飾りがありません。
あと鋼牙は先端が四角だけど零のは多少丸い。これが逆だったらキャラの印象
から外れてしまったかもしれないなと。鋼牙はスクウェアみたいなきちんとした系
という印象だ。

ガロ足下

 親指だけぴょっこり出ているガロの足下。
 ガロのはフィギュアを買えばよくわかるんでしょうね。

邪美スカート

 邪美の衣装には靴の展示がなかったのだけど、これはどうしてなんだ?
裸足ではなかったですよね?
 なのでスカート部分の掲載してみました。紺色で意匠が入っているたとは、
劇中では気がつかなんだよ。

ガロ膝裏

 ホラーを組み伏せるガロの足下の裏。
動きにくそうな関節部分に見えますが、さて。この画質だとよくわからないのですが、
飛び散った血がなかなかにグロテスクでいい。
 このジオラマ……と言っていいのか? えー展示物は下のほうに正面からの写真
を載せています。迫力があってとても目立っていました。

ホラー足下

 劇中に出てきたホラーの足下。いったいどいつなのか当ててください(笑)

 
 以上が足下特集。
 ゼロとかキバがいないじゃないかと言われそうですが、撮ったんですよ、ええ。
撮ったことは撮ったのですが、写真をみたら展示ガラスに手前の靴が映り込み
まくりのものしかなかったんじゃあああ!!
 ガクリ。
 己の靴が心底憎くなった瞬間だったとさ。ちょほー。

 以下はブースの雰囲気などを感じられる写真をば。

博物展

 ブースのメイン入り口には「魔戒博物展」の雨宮書画が。

ザルバでっかい

 別の入り口ではザルバがお出迎え。

胃入り口から見た図1

入り口から見た図2

ガロ、ホラー捕ったどー!の図

剣浄化装置わんこ

 ブース全体の雰囲気はこんな感じでした。ブースの中は明るくて見やすかったです。
 ただアニメフェアなのにリアル3次元アイテムもりもりで周りから浮いてはいた(笑)
 あまりのステキ展示内容にたいして暑くもないのにテンションあがって
汗かいてまで写真撮ってる私。アホですね、ええ。いかんともしがたい(本当にな)

 ブースのスタッフさんが今回の展示はバンダイミュージアムに行くと言って
いたので、今回来場不可だった方はそちらへ行くと大吉と思われます。

 PS2牙狼の試遊台もあったので触ってみたところ、キバとか使えるんですよ。
 一緒に行った相棒とキバvsルナーケンで対戦してみました。

 えー購入決定

 ゲームとしての面白さを判断できるほど遊んだわけではないのですが、
劇中のホラーが使えるとあってはだまっちゃおれねぇ(笑)

 アニメフェアは会場内撮影禁止なのですが、牙狼展示の東北新社ブースで
写真の許可を尋ねたところ、快く許可をいただいたので撮影しました。
 許可が出ていることもあり、写真撮りまくりの来場者がたくさんいましたよ。
 スタッフさんもみな親切丁寧で、気持ちよく展示を楽しむことができましたさ。

 ブースの裏には鋼牙と零の立て看板がありまして、女子ファンが一緒に写真を
撮ってました。

DVD発売告知用鋼牙立て看板

 ちゅうか、一緒に行った友人に無理矢理一緒写真を撮られそうになり、
全力で拒否った自分がいたですよ。殺されるかと思った(大げさです)。
 どうせならカオルの看板を用意してだな、なんかこういい具合に見えるように
鋼牙の隣に置いてそこを写真に収めたい(笑)

 ところでこの看板鋼牙……足、短くね?

詳細を見る

牙狼24話感想

  将軍「本当は素直にアクションに燃えていたかった」
シロツグ「何故、それだけではすまなかったんですか?」
  将軍「劇中にカプ萌えのツボがあった。それでたまらず鋼牙×カオルに萌えた。
     同胞と『鋼牙とカオルはラブラブー』とシャウトしたくて必死で番組を見た。
     しかしそれが別に特別なことなどではなく、太古の昔から繰り返されてきた
     カプ萌えの歴史をなぞっているだけである事もよく知っていた。
     ……悲しかったよ。いや、カプ萌えの果てに感想が一般視聴者から隔たった
     事がじゃない。
     番組の雰囲気からして二人が幸せに笑っていられないエンドが想像できる
     事がだ。
     カプ萌えは終わらないゲームなのだ。
     多分、まぬけな猿が始めたに違いない。
     1話から見返せだと? ストーリーは1本きりではないか。
     大切なのは鋼牙とカオルだけでなく、牙狼の見所は他にもあるという事だ。
     そこで公式設定を受け入れ、DVDを購入するかせざるかと考えろ。
     本物の牙狼の良さはどこにあるのか見定める、それだけだろう?
     そこから見てみろ、何が見える?」
シロツグ゙「……邪美の脚♪」
   将軍「お前の目は節穴だ」

 このセリフ改変ネタっておそらく私しか面白くないんだけど、思いついてしまったら
書かずにはいられないオタクの性が働いてしまうんよね。
 どうだろう、これ作ったころはラストは鬱になりそうだと思っていたけれど、
最近はどうなるのかわからなくなってきた。
 並んで笑っていられなくとも同じ空の下それぞれ切磋琢磨し、またいつの日か
出会いそうな希望を持てる別れ方もあるよな。

 

牙狼24話少女感想

 カオル最強伝説。

 といった内容だと思ったんだがどうか。
 牙狼は出演者がアクションを披露することがよくあるが、ついにカオルの番が
回って参りました。白のミニスカキャミドレスで魔戒騎士を蹴り叩き! ですよ?
ヒールで零を「このクソ虫が。身の程をわきまえろ」とばかりに踏みつけですよー?
 なんつーかねもう、

 観てるこっちに変な属性がつきそうなハマリっぷり

 でした。あはーん。
 カオル役の肘井美佳さんの動きもすばらしかったんですが、彼女は運動でもやって
いた方なんでしょうか。もちろんスタントのところもあるでしょうし、見せ方の効果も
あるでしょう。それにしたって気持ちよく脚がうなるんだよね。この場面があるがゆえに
肘井さんが役に抜擢されたんかと思ってしまうよ。
 メイクもカオルバージョンではなくメシア取り憑かれバージョンで、いつもよりキリッと
しているんですよね。瞳が大きくて星が飛んでるというコメントを読んでから、そのへん
が気になって目を注目してしまいました。
 白のドレスにはメシアの花嫁という意味合いもあるのかと勘ぐり。
 序盤はあまり変化のないカオルでしたが、中盤からここ終盤にかけての七変化っ
ぷりにすっかりやられておりますよ。なので七変化最終バージョンであろう今回の
メシアカオルでお腹一杯。たくさんの萌えをありがとうカオル。

 それでは今回の感想をば。
 終盤に入ってからというもの、その回の流れを追っていかないと感想が書けなく
なっています。中盤あたりまではそんなことはなかったんですけど、どうもね。
話の流れと感想が切り離せない内容になっているからなんだろうか。

 
 バラゴを追ってビルの上階を目指す鋼牙と零は、ガルムに行く手を阻まれます。
そこで零が「ここは俺が引き受けるからお前は先へ進め」というお約束をかまして
くれるわけですが……コダマも強いがガルムにも歯が立たんねー二人は。
案の定零もボコボコにされるという。ただコダマと違ってガルムはちょっといやら
しい手を使ってくるわけです。死んだ恋人の姿を借りてせまってくるというのは、
かなり「遊んで」いるよなぁと。
 実力差があるのは一目瞭然なのですが、零はずるずると食らいつく。このへん
根性が見えてよかったですよ。
 そんなバトルにも終焉がくるわけで、獣化ガルムのビームを喰らって昇天か?!
ちゅうシーンになります。いやもーこれはちょっとだめかと思いました。
 が、持つべきものは相棒というか、シルヴァ姉さんが顔に穴を開けながらも零を
かばうんやね。痛々しい風貌になっているのに「作り直してもらうときはもっと綺麗
にしてもらうわ」なんて言ってくれちゃって、いい女っぷりを披露しております。
シルヴァといいザルバといい、魔導輪たちはいいやつらだなぁ。騎士たちのすばらしき
相棒だよ。

 一方鋼牙は儀式の最中(始めるところ?)に滑り込みかろうじてセーフの模様。
 儀式を阻もうとバラゴに戦いを挑むもののこちらも歯が立たない。零をのした
ガルムもかけつけにっちもさっちもいかん鋼牙ですが、ガルムをスーパー集中力
叩きのめしちゃったあたり、気合いの入り方が違いますな。
 ガルムを斬ったときは「ここで斬る」と決めてたんじゃないかと思ったんだよね。
あの瞬間にとても集中していたように見えました。
 もったすったしていると、カオルの身体にメシアの意識のみが降臨という状態に。
バラゴの念願が叶おうという瞬間に、「お前ら人間なんかと一緒にならんもんねー」と
メシア反逆。あっさりバラゴを喰らい食事完了しちまいました。

 ……バラゴはこれで終わり?

 え? ギャグ??

 ちょおー! あっさり終了しすぎですよバラゴ退治。結局バラゴ憎しと追ってきた
騎士二人は指の1本もふれられなかった印象だ。

 気絶から復帰し現場へ駆けつけた零とともに、メシアカオルを止めようと飛びつく
ものの、この場の誰よりも強いメシアにはかなわんとです。
 ここでメシアカオルとしてのアクションシーンが披露されます。なんつーかね、
今回の騎士二人のアクションはやられアクションばかりだったな。
最初から最後までずっとボコられていましたよ(笑)
 そんなどうにもならん状況でも愛パワーは最強なのか、鋼牙は「お前の手は剣を
握るためにあるんじゃない」っちゅう、これまたすごい殺し文句&抱きしめ攻撃で
カオルをノックアウトしてくれやがりました。これでカオルの身体は電源落ち。
 真魔界へ続く精神世界みたいなところでカオル本人と出会ったときも未来へ
目を向けるような発言をしていたし、カオルはカオルで鋼牙のことを心底信頼
しているしで、二人の気持ちの通じ合い度に不安はなくなった。
もうね、ことこれに関しては安心して見ていられますよ。
 カオルが「これから描こうと思った絵」というのは来週への伏線になるのかな。
カオルは鋼牙を精神的に支えるという位置づけですが、これで物理的にも支える
ことになるのかもしれない。

 そうそう、鋼牙がメシアカオルの懐に飛び込む直前のアクションはどうなんだ。
一歩間違えるとギャグにしかならんというか、半歩ほどギャグに足踏み込んでる(笑)

 ラスボスメシアとガロの最初の斬り結びは、お釈迦様の手のひらで踊る孫悟空
といった印象でした。スケールの差もありましたしあのかなわなさっぷりが。
 バラゴと戦ったときも実力差どうすんだと思ったもんですが、バラゴより強い相手に
今度こそどうする気だ。

 というわけで次回へ続く。
 
 最終回予告はザルバのナレーションオンリー。ザルバが気になるような発言を
していたが、泣いても笑っても来週が最終回。ラストまで見届けますともさ。

詳細を見る

牙狼23話感想

シロツグ「こぉんなに鋼牙×カオルに萌えて大丈夫なんですかぁー!?」
  博士「ああ?! 大丈夫。昔カプ萌えをしていたときは、いつどちらが
     死ぬかとビクビクしていたもんだがな。100日かけてここまでに
     なったんだ、実の夫婦みたいなもんだよ。
     死ぬとしてもいきなりってことはない。必ず先に知らせがくる」

 知らせがくるといいね。覚悟できるから(笑)

 王立宇宙軍はセリフ改変で色々ネタが作れます。あとエヴァンゲリオン。
シロツグのセリフは森本レオさんの声でお読みください(笑)
 21話で森本さんが出たときは、シロツグが「君たちは人間の屑ですね」と
言っているような気がして笑いがこみあげた。

 

牙狼23話心滅感想

 ドラゴンボールが始まったのかと思いました。

 
 ええ、ええ、びっくりです。突然目の前でガロが鎧に喰われてたんです。
みるみるうちに巨大化して尻尾まで生えてきたんです。で、理性をなくして暴れ
回ってるんです。
そうかー、鋼牙はサイヤ人だったんだーなるほどーってそんなわけあるかーい!
 いやもう本当にな、そろそろ落ち着いてラストへ収束しようよまじで。
今回を入れて残り3話だというのに、新体形へメタモルフォーゼするキャラが3人も
いて、うち一人が主役な上デビル状態ってのはどういう了見だ。
最後の最後まで視聴者サービスてんこ盛りで行く気ですよ牙狼は。恐ろしい子……!

 メタモルフォーゼキャラは三神官とコダマ、鋼牙の3人。
 三神官は合体して一人の女に、コダマは魔戒騎士よろしく鎧装着。
そして鋼牙は鎧に喰われ暗黒面に堕ちる。
 三神官が合体してガルム=ケルベロスになるのですが、今まで白ロリ風味だった
のが黒ゴスですよー! 少女から年齢もあがって化粧もブラックだ。
 この合体の仕方が三神官が四つ足の獣なんだと認識させられる方法なんだよね。
さらってきた女の身体を3人がむさぼり喰い、一人の女となるわけだ。これは喰った
女の身体になったということでいいんだろうか。喰われる前の女と後の女が
同一人物なのか判断できない。

 龍崎駈音=バラゴという設定がここにご開帳。零の父親が作っていた顔を変える
秘薬にて別人になりすまし、メシアゲートであるカオルを監視し続けていたわけです。
 冴島邸に結界をものともせず乗り込みカオルを連れ去る。そのときのカオルと
龍崎裏切りの瞬間が見物でした。カオルは鋼牙に零に龍崎、メイン3人からストレス
かけられまくりという翻弄キャラになっておりますな(笑)
 ここでゴンザが超執事として覚醒! という流れにはならず、やはりゴンザは
ゴンザのままで、そんなところが気に入っています。超執事もいいけどゴンザは
普通の人でいてほしいんだ。
 奮戦むなしくカオルを奪われるゴンザですが、「腰打った」と呟くのは同監督作品
役者つながりのパロディなのか、偶然なのかが気になります(笑)

 つうかなんですか。鋼牙にはカオルピンチ察知能力でもありますか。
カオルやばしという予感がしたのか、走って帰宅しましたよこの人。
 気絶中のカオルは鋼牙がダメージをもらってのぞけると同じように反応するし、
なんだかリンクしているみたいだ。

 龍崎と鋼牙・零コンビの生身バトルと鎧装着アクションはどれもしゃきしゃき
動いて気持ちがよかったです。撮影が寒い時期だったからか吐く息が白く見えて
しまうのだけど、そこが良かったんですよ。キャラによってはせっぱ詰まった感じが
したり、余裕が見えたりする。
 龍崎の鎧装着シーンが出てガッツポーズ。鋼牙と零は剣で輪を描くけれど、龍崎は
ペンダントで輪を描くんですね。武器ではなく装飾品というところが龍崎らしいというか、
京本さんのキャラクターにあっています(笑) 龍崎駈音役を京本政樹さんがやって
いるからこそのペンダント変身なんだろうなぁ。

 騎士二人を叩きのめしてれっつらごー。カオルは連れ去られ高層ビルの最上階
(と思われる)へ。
 零は歴然とした力の差を感じているからか、作戦立てようぜともっともなことを
言うんだが鋼牙は耳を貸さない。 

 怒りに我を忘れてる……! もう誰も止められない……

 王蟲かおまえは。

 この人カオルを連れ去られこてんぱんにのされ、そして父親のことをつつかれて
完全に頭に血が上っているわさ。鋼牙を逆上させるのに刃物はいらんですなぁ。
親父とカオルがいればいい(笑)

 この状態のときにコダマが出てきちゃったものだから手に負えない。
邪美を殺されたことを思い出して、逆上のうえをいく逆上アルティメットですよ。
 生身バトルだと後れを取る相手なのに、理性的なバトルを組み立てられないもん
だからよけい押される。
隙をついて変身したはいいものの、今回は相手も変身してもた(笑)
 コダマの変身は鎧というかホラーっぽい。バラゴの鎧もホラー風味が加味されて
いるデザインなので、暗黒面や魔戒側に寄っている鎧はクリーチャー度を高く
デザインしているのかもしれません。
 ここでコダマはガルムの子という設定が開示されます。しもべという意味での「子」
発言かと思ったら実子らしいね。コダマが鎧を装着できたのは、三神官が合体
して力の分割がなくなり、フルパワーで行動できるようになったからという推測も
立てられますな。

 コダマvs鋼牙の生身アクションがたまりません。スピーディーで止まりの瞬間も
かっこよくて大好きだ。コダマが壁をばっと走るのもいいね。
 ここではコダマが鋼牙の顔をよく狙っていた気がしました。回数を数えたわけでは
ないのですが、そう印象として残っています。意識的にそういうバトルデザインに
しているのならやるなぁと。
コダマの「叩きのめしてやる」感が出ているのとそのセンスが。

 生身で押されて変身して押されての鋼牙は崖っぷち。後先考えられず力を欲した
先にあったものは、バラゴと同じ暗黒の力を手に入れることであった……!
 というわけで鋼牙がここでメタモルフォーゼ。鎧の装着時間を振り切り喰われる
ままに。
 コダマは倒されるのではなく殺されたって印象です。黄金騎士ガロと呼ばれた者が
異形と化し、理性なく蹂躙していく姿は痛々しい。鋼牙はもう己が何者であるかすら
わからなくなったように見えてな。
 鎧も変化したが中身の鋼牙の容貌も変化。うずまきナルト状態ですなぁ。

 ここで零がいい仕事をした。野獣になった王子様を元にもどしたのは、愛する人の
キス……だったら怖いが、野太い共闘者の魂のシャウトでしたとさ。
 その筋の目でみたら萌え処だな! と思いました(笑)
 零にしろ鋼牙にしろ、根源に魔戒騎士としての誇りがあるみたいですね。二人とも
「騎士だろう」と言われて目が覚めるという。
 助けられた鋼牙は素直に礼を口にし、零は己の胸中と伝えるシーンはかっちょえー。
ぶうぶういいながらも信頼が垣間見えて萌えて燃えでした。かあちゃん、鋼牙に
やっと友達ができたよ!(笑)

 ザルバが鎧を解除してくれと懇願するシーンがたまりません。いつもの語気が
ないんだよね。鋼牙が暗黒面に堕ちかけて泣いてるんだと思ったのですよ。

 次週の予告は零が昇天してしまうんじゃと思わせるシーンがもりもりあった
わけだが、カオルのシーンも危険な感じが。
 以下地上波デジタルの番組内容です。ネタバレのためリンクで隠します。

詳細を見る

牙狼22話感想

 ・あんたまだ鋼牙×カオルに萌えてんじゃない!
だったらしっかり萌えて、それからヘコみなさい!

 
 メイン二人の行く末に胃をキリキリさせたとき、こんな言葉が脳裏をよぎります(笑)

 

牙狼22話刻印感想

 
 鋼牙歌上手いんですけど。

 
 本編でも色々あったんですけど、ED曲の破壊力の前に吹っ飛んでしまったよ。
いつものようにエンディングが流れるんだと思ったら、前期OP映像が流れて
ボーカルが京本さんの声じゃないんです。何人かで歌っているようなんです……
これが例のGARO PROJECTなのかと。
 メンバーは鋼牙と零・カオル・龍崎駈音・大河パパという腰を抜かすようなメンバー
だったりします(笑) 4人でバンド組みましたーいう話しは耳にしていて、スタッフ同士
仲がいいのかなーぐらいに思っていたんですよ。それが金曜の放送でいきなり
ED曲を歌っていて、しかも大河まで参加しているとはなぁ。
 いい意味で驚かされて大笑いしてしまった。なんでこんなにサービス精神旺盛なん
だろう牙狼は。

 最初ED曲が前期のものに戻ったのは、鋼牙とカオルができあがったからだと
思ったのは秘密にしておいてください……

 今回はED曲にも驚いたけど横山さんが監督をやっているのにアクションほぼ
皆無ってとこにも驚いた。もったいない気はしたな。
 今回はカオルの首筋に浮かんだ印が何であるのか。またそれは誰がやったもの
なのか。あとラストバトル参戦メンバーの結束というところですな。
アクションをなしにしてラストへ向けて丁寧な説明をした回でした。

 カオルの首の刻印は最強のホラーが出現するためのゲートの印ってことらしい
んですけど、ゴンザが広げている資料本の挿絵がえらいことになってんですよ。
このままいくとなんですか、ヒロインの首が

 ホームラン

 という、ドニー・イェンの映画みたいなことになっちまうんですが(笑)
 こんなのを目の前で鋼牙が見たらとんでもないことになる。地球ぐらい割るって
(割りません)
 カオルが依り代になるんじゃないかと、今思うとろくでもねえ予想をしてしまった
私ですが、さすがにここまでは読んでない。つーかほんと、当たらなくていい予想
だったよ……ちょほり。

 でもってその印を幼少期のカオルにつけたのがバラゴだと。
 このバラゴ周りの設定もいろいろ開帳されています。大河の弟子ながらホラー
憎しの気持ちが強すぎて、屠るために大きな力を欲するようになる。で、そこを
キバにつけいられるわけです。
 暗黒騎士キバっちゅうのは魔戒の鎧に自らの身体を喰らわせ、ホラーを狩るの
ではなく喰らう騎士に対する称号ってことでいいんだろうか。
で、暗黒面を司る力がキバというと。
 鎧に己の肉体を喰わせるという件がでてきますが、これは鋼牙や零が身につけて
いる鎧でも同じことが起こるんだろうか。魔戒の鎧というのがどこまでの範囲を
指すのかわからん。キバの力によって召喚された鎧に喰われるとまずいのだろうか。
 もしガロ・ゼロの鎧でも同じことが起こるのなら、あのタイムリミットが大きな意味を
持つわけで。

 キバの設定をみると、鋼牙と零のどちらにでも起こりそうな心情なんですよね。
二人とも身内の復讐という感情があって行動しているから、実際に行動に移すか
どうか別としても、キバが力を欲した気持ちをわかる部分があるんじゃないだろうか。
鋼牙は今回ザルバから打ち明けられるまで父親をホラーに殺されたと思って
いたわけで、家族をホラーにやられるという過去はバラゴと同じなわけですよ。
 まぁ真実は大河殺害犯はホラーではなくバラゴであって、鋼牙のホラーに対する
復讐はとんちんかんでしたーというオチになるのですが。
 鋼牙はホラーが仇だから復讐と言い、仕事に励んでいたんだろうからね。
それゆえに「今までやってきたことはいったい」というセリフが出たんでしょうな。

 バラゴが変貌した肉体へと変わったシーンでみせる瞳が印象的です。モノクロ
画面にオレンジの目で異質さを感じるんですよね。ここは印象に残ってよかったな。

 カオルちゃん、不幸! といわれそうなぐらいLUCKが低いヒロインになって
きたなーカオルは。ホラーに狙われ腐り死にしそうになり、それを乗り越えたと
思ったら今度は召喚門として死ぬ予定にという。鋼牙と出会えたのが唯一の幸運
に見えるよ。
 そんな唯一の幸運は不器用にもヘコみきったカオルを元気づけようとするわけ
だが、カオルが「私を斬って」と言い出したときのやりとりは冷や汗でした。
俺にはお前が必要だと告げるのはナイスなんだけど(しかも照れてカオルを
直視できてない)、くだらないことを言うな的発言は微妙だよなと。
 鋼牙としてはカオルが自分から死ぬと言い出したことが腹立たしくもあり
ああいう言葉になっているんだろうが、言われたカオルはわかってもらえないように
感じたみたいで哀しくなってるもんな。
 でもってそのへんの言葉の足りなさを零とシルヴァ、ゴンザがフォローしている
あたりほほえましくていい。
 先週鋼牙が必死こいてカオルの肩に手を回したっちゅうに、零はあっさりして
くれまして。さらっとやってしまうあたり零じゃないとできんよなぁ。

 今回の鋼牙とカオルのやりとりは、なんつーかもう最終段階ですか? っちゅう
ように見えたですよ。あれは絆の再確認でしょうと。
 鍛錬場に足を踏み入れることを許しガロの鎧を見せるってのは、鋼牙にとっては
ものすごい許しをなんだと。本人も言っていますが、心を許す相手でなければ
見せない部分なんでしょう。これは鋼牙に張り巡らされていた壁をとっぱらった
ようなものだ。
 番組開始から鋼牙をATフィールドがちがちのキャラだなぁと思っていたわけですが、
22話にてカオルがその内側へ踏み込んだってわけですな。今週もセキハンジャーに
出撃をかけていいな! と思いました(笑)
 しかもなんですか? 俺たちはもう一人じゃないってあなた。ひとりじゃないってのは
どこからどこまでを指しますか(笑) あの場合なら零とゴンザも入っているんでしょう
けど、カオルの目を見つめながらまた思わせぶりなことをぬかしてますよ。

 ギャラリーが邪魔だぜ! と思ったことは秘密にしておいてください……(笑)

 いやギャラリーがいてよかったのか。あんな雰囲気になったらその後どうなるか
わからないところだ(笑) まぁその後がないところが牙狼のいいところなんですが。
私は鋼牙とカオルの仲を応援してますが、生っぽいやりとりがないところが
萌え所なんだと思っているので寸止め上等です。

 絵本の最終ページ白紙に、黄金騎士と手をつなぐ女の子を描いている幼児が
いたんですが、あれは自分(落書きの描き手)と手をつないでいる絵なのか、
それともはからずも今の状態を暗示してしまったものなのか気になる。

 初見では園児よくやった! と思ったのは秘密にしておいてください……

 鋼牙と零のやりとりにフォローを入れる魔導輪ふたりもよかった。ザルバもシルヴァ
も性格が出ていてよかったなと。
 魔戒騎士ってのは侍ですね。本音よりも建て前を口にせざるをえないあたりも
含めて。

 今回で最終章突入への準備終了。来週からはいよいよラストダンジョンへ突入
といったあたりでしょうか。三神官とコダマを退け、騎士二人はラスボスを倒すことが
できるのか。前回はバラゴに二人がかりでも勝てなかったからな。どこに勝機を
見いだすのかも注目点ですな。
 それにしても来週は嫌なタイトルだ。心滅て。鋼牙かカオルの心がどうにかなって
しまうんだろうかなー。

 以下地上波デジタルの次週「心滅」番組内容です。
 ネタバレなのでリンクで隠します。

詳細を見る

過去ログ