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　・意地でも更新する。

　今回の話しで親父さんの語りぐさになっている死に様と、鋼牙がガロの
称号を継ぐためにどれだけの努力と年月をひたむきに重ねたのかが明示
されたわけだが……鋼牙の父親大河役はフレディこと渡辺裕之さんてことで、
どういうキャラで出てくるのかと楽しみにはしていたものの

　とうちゃんかっこいいよ！

　と素直に感じようとは思わなんだ。

　最初出てきたときは親父も白ロングコートかと思わず笑ってしまったが、
キャラクタが動いてしゃべると同じ白ロングコートでも印象が異なるな。
　コートのデザインが違うこともあるけれど、おやっさんのほうが渋いんだな。
剣の構えからして印象がちがうんだよね。おやっさんはどっしりとしている
というか。これをみたあとだと鋼牙はまだまだだと感じる。
　親父主役版牙狼も観てみたくなりました。子連れ狼。

　前半はストーリーと呼べるものはないものの、シーンが印象的に映り
必要なものはきちんと伝わってきたかと。
　父親の厳しさと優しさと、父親へ憧れ、ちょっとした不満も。
　死に様も鋼牙をかばって死ぬというベタ具合なのですが、なんだか納得して
しまった。そんなものだからその後の鋼牙の必死さが自然に見えてしまったの
ですよ。
　修業風景はシルエットで、時間の経過とともに体格が大きくなる鋼牙として
描かれるのですが、中高生あたりの鋼牙が抜けない父親の剣へのいらだちを
ぶつけ蹴りかますのには笑ってもた。年齢的にありそう。たいへんらしい
描写で細かいなぁと。
　この修業風景の見せ方が気に入っています。時間の経過とひたむきさが見て
とれるいい絵でした。

　ゴンザとちび鋼牙とのやりとりはほほえましく、ああ、こりゃ唯一心を許す
家族にもならぁねと納得。
こんなん知ってる人にはかなわんだろーて。ザルバとゴンザには
「逞しくなられた」と暖かい目で見守られてしまうのも致し方ない(笑)

　やられ役のホラーにぜんしろうをキャスティングしたのはどういう意図があって
のことだろう。別の俳優でもいいような気がするのだが……悪くはなかった
んですけどね。

　親子過去話をはさむタイミングがうまい。キャラ背景や過去話は早すぎても
遅すぎてもピンとこなくなるネタだと思うのですよ。
　視聴者が登場キャラクタ達に愛着を感じ始め、それゆえどんな背景があるのか
気になってきたところで差し込まれる過去話は、キャラクタへの好奇心が満たされ
より愛着がわくという効果をもたらしているような気がする。
　なんだか誉めまくり感想文なんだが、いやもう素直に面白かったんですよ。

　大河の追っている「元魔戒騎士だがホラー化した同僚」というのは結局
仕留め損なっており、ここいらが零まわりの伏線になるのかなーと妄想。
　騎士でありながらホラー化いうのが不名誉なことだとすると、系列から除籍
抹消ということにもなるのかなと。ゆえに零はどの家系にも名前がないとか。
　年明け放送1回目はザルバ解説の総集編。ここいらで設定が語られそうだ。
推測の材料が出てくることと、鋼牙やカオルについてのコメントもするそうなんで
面白い語りを期待してます。
　ザルバ声担当の影山ヒロノブさんがいいキャラ作ってるんですよね。こんなに
上手いとは思いませんでしたよ。

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　録画を観るために朝早く起きた。

　赤飯1/2

　先週の予告からピーギャー騒いでいた11話ですが、結論から言うと
赤飯炊けるのは1/2かなと。

　片方が覚えてないってノーカウントですからー！

　いやまぁ想像していたオチよりずっとにやつけるオチで、ちゅーイベント
そのもの自体に加え付属してきた展開（気持ちの流動と意識）の方もおいし
かったりするのですが。
　そうかー、お互い人間としての興味が出てきたかぁ。カオルは笑っている
鋼牙を見てみたくなって、鋼牙はカオルの日常（というかありかた）を回想し
認識する。ここからだ、ここからですよヘーイ！　
　鋼牙は今回にかぎってやたら優しいのも点数高し。カオルのに「ごめん」と
言われたあとの表情がいいんだ。どういう顔していいか迷っているような顔
なんだよね。あれにはどういう感情が含まれているだろうかなぁとニヤニヤです。
　カオルはカオルで安心して体預けてるし、二人のいちゃこきに萌えマキシマム。　
　ちゅうかカオルはあれか、意識が戻って唇に手をやるってことは、なんか
こういつもと違うかんじだったってことなのか。うへへ。
　ちょっとした動作にきゅんきゅんきやがりまっせーどちくしょう。
　三神官も鋼牙を煽ってくれてありがとうと言いたい。零は何しに出てきた
のかわからんがな。

　カオルは鋼牙のパーソナルな部分にも興味が出てきたみたいだが、
視聴者共々鋼牙の真意をはかりかねている今の状態はとてもおいしい。
　あれはどうなんだ。仕事柄ホラーの血を浴びた人間が気になっているのか、
それともそこから1歩進んで気になっているのか。
　仕事柄というわりには熱心なきらいがあるが、今回のカオル抱きしめシーン
なんかを見ていると、気持ちの上乗せは強くないような気がする。
しかし意識が戻ったカオルを見る目はとても優しい。
　希望としては仲良くなってほしいのですが、冷静に見るとカオルの一方通行
ぎみですな。
　どちらにせよATフィールド全開で自分の内側に踏み込ませないように
しているキャラなので、真意がつかめない。
　一挙一動に騒げるこの状態が楽しくて楽しくてしかたがねっす。

　ホラーとの戦い方もいつものように肉弾戦ではなく、サブタイよろしくゲーム
勝負でありましていつもと違うんですよね。色々なパターンを視聴できて
楽しいです。
　えーまぁ今回の話しのメインはホラー退治ではなく鋼牙とカオルの仲である
わけなんですが（これは私の色眼鏡ゆえではないだろうと思っているのだが
どうか）、変化球なホラーも存在感バリバリでした。
　川平慈英さん演じるホラーがケレン味たっぷりでいい味だしてます。
慇懃な態度にオーバーアクションと、ちょと見ただけでキャラクタがするっと
入ってくる。実に濃い、うまいキャスティングでした。
　あとなんだ、川平さんの格闘アクションがあったりするのは見所だな。

　カオルのモノローグが映像ではなく文字として表示されてしまうところは
残念ではあった。わかりやすくはあるのですが、映像として見せて欲しかった
のですよ。

　来週は鋼牙の父親の、ひどいといわれる死に様が明らかになるか？　という
ところですな。ここいらで零が黄金騎士をつけねらう理由も出てきそうです。

　やーもうこんな話しを見てしまうと、感想の中心は二人の仲進行度に
なるな(笑)
　当サイト牙狼感想の特徴だと思っていただきたい。

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　萌え盛りだくさん。

　なんかもー今日はしょっぱなからやられたというか、内容云々ではなく
ロケ地が

　ザ・地元

　つう珍妙な幕開けにて大興奮の巻。

　牙狼の画面をみるにつけ、地元で撮れそうな場所がありそうだなぁなんて
思っていたのですが、まさか本当になるとは。

　今回は大人にとってはたいへん怖い、「本音全開光線」を浴びせてくる
ホラーでした。
　本音全開＋レッツ凶暴化でありまして、男女かまわずとっくみあいの乱闘
になるのが見物。会社の会議室での乱闘は、「おーっと！　女子社員A、
ノートパソコンアタックだー！これは卑怯！！」と実況する気分になれる(笑)
　ホラーがピエロでイノセント系な怖さがあるのはいいのだけど、ガロとゼロが
競い始めてしまうとおざなりにされるところがちともったいない。
30分放送なので詰め込む難しさはあるんだろうけども。
　細かい技がいいですね。ザルバの歯に刀を通して音波アタックは、細かい
ながらも面白いギミックでした。

　ピエロ光線に感化されたふりをする零は本当に楽しそうだな。活き活きして
ますよ(笑)
　そういや魔戒騎士同士の私闘におけるペナルティは、寿命1日剥奪という
ものだと判明。この1日が大きいのかたいして差はないのかはわからんが、
零と顔をつき合わせている以上、二人ともどんどん寿命が削られるのだと
思われる。

　
　鋼牙とカオルに萌えて萌えてしかたがないのですよこんちくしょう！
　なに女の寝室に黙って入ってんですかこの家主。ホラーの気配を感じたから
やってきたんだろうけど、ちょっとは躊躇してやれ(笑)
　その後のカオルとのやりとりが良いのです。カオルが「もういい！」と鋼牙を
叩いて走り去るところがかわゆーてたまらん。
　バイトでドレス着たカオルの手を引き逃げる鋼牙とか、お姫様だっことか
スタッフには乙女萌えの神が降臨してるとしか。狙ってやってるよなぁ。
そしてまんまと狙撃される私。
　まぁなんだ、カオルの姫ドレスは「王様のブランチのはしのえみ」みたいでは
あったがな(笑)　
　カオルが初めて鋼牙の名前を呼ぶのにもにやにやです。
　でもって助けてくれる感謝を素直に言えなくて練習してるカオルや、面と
向かうとやっぱり上手く伝えられないカオルとか聞いてない鋼牙とか、今回は
ラブいところが山盛りでした。

　ピエロ光線に感化されて凶暴化するカオルは良かったかと。
肘井さんの声のトーンが変わっているんですよね。こちらも魅力的たったので、
またこの調子が見られるといいなぁ。

　カプ萌えでヒートアップしてしまったけれど、冷静に見るとなんだか中途半端な
話しではあった。伏線をはるのが主軸になっているようにみえたので、そのせい
かもしれません。
　鋼牙が人間にこだわっているのはわかったけれど、なぜそうなのかという理由は
今後に持ち越しでしたし。

　来週はいよいよ遊戯。「俺のターン！」はやらないだろうけど、ゲストが
川平慈英さんという濃いゲスト。それだけでも笑いがこみ上げてしまうのですが、
最後の映像でぶっ飛んだ。
　なんすか、なんなんすかあれは。
　助け出し意識のないカオルを受け止めているだけなのか抱きしめなのか寄り
かかりなのか、それともその先なのか。どうなっとんのー！！
鋼牙の目が、目が違うんだよいつものと。予告を延々とリピートしている私がいる(笑)
　ま、待ちきれねー！　来週金曜まで早送りしたい。

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　とりあえず土曜恒例の牙狼感想文から。
　他にもぶつぶつ呟きたいことがあるので、別エントリで呟きます。

　ちょっとやりすぎだ。
　やりすぎゆえに普通の子供向け特撮になってしまった部分がある。
あるけど、かっこいいと思ったところがあるのも確かな回でした。
　ごっつ特撮燃え系挿入歌にべルレフォーンはこてこてすぎて、私には
ちょっとくどい。
　なんだけど、挿入歌にちょっと燃えがきて、轟天で駆け抜けるシーンは
素直にかっこいいと思ってしまったし、なにより止めさし後の急ブレーキシーン
がかっこよかったのです。
　アスファルトと剣、そして馬蹄がこすれて火花散るって演出はいいね！　
いつか馬版ブラックレインをやってくれんかなぁ。
　挿入歌の出だしは「行け！」という歌詞で始まるのですが、それと鋼牙の
「行け！」というセリフが同タイミングで入るのがたまらんです。かっこいい。
　
　OP曲は途中から歌詞入りになるそうですが、今回使われた挿入歌に
なるのかな？
　私は現OPが気に入っているのでこのままが良いのですが……この挿入歌
になってしまうと牙狼の持つクールぶったところがなくなってしまいそうで
不安なのですよ。

　カオルも鋼牙も精神的に1歩前進するというのが今回の内容なわけだが、
カオルの心のもやもや（父親は家庭を顧みなかった）がひとつ晴れまして、
ここいらがわかるシーンはよかったです。
　カオルの記憶では母親との交流しか残ってはいないのだけど、そこに
父親の姿が差し込まれて愛情に気がつくってのはいい画面でした。
　牙狼では男女関わりなく親父越えが用意されてんだな(笑)

　そんでもってきましたよ先生。鋼牙の思わせぶりタイムが。
　なんですかその手は。もっと普通の方法があるんじゃないのか？
その「顎を親指でくいっ」っつー顔の上向かせ方はどうなんだええ？！　
とか思いつつも、
　
　こんなちょっとした動作で鋼牙×カオル萌えですよこんちくしょう。

　そういう関係ではないとはわかっていても、なんでそこで終わりますか
貴様らー！　そこまでやったらそのままちゅーするんとちゃうんか。ちゃう
んかああああああ！　そのじらされ具合にすらときめける（バカ）。
　いいようにじらされていいように萌えを煽られるわたくしであった。

　来週の予告をみると零がハイテンションになっていて、ものっそい
楽しそうでした(笑)　いったいどんな内容なんだ。

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　牙狼感想日は鋼牙とカオルの仲が進展することを祈るブログに
なってきている今日この頃(笑)

　今までの中で一番ドラマっぽい雰囲気があったように思えました。
失ったものを追憶し続ける狂気と哀しみがちゃんと見てとれたかと。

　ピアノの才能に絶望した恋人は自殺し、その恋人の最後の姿ってのが
ちぎれた指だったことから、美しい指を収集する殺人鬼女がホラーに取り憑か
れるって話なのです。憑かれる前の狂気が気持ち悪くてよかった。
　ていうか取り憑かれる前のほうがよかったよ。憑かれてからは両腕ロケット
パンチだったからな(笑)
　
　地味ではあるものの絵はよかったです。氷を食べるところとか手とか。
今週は微妙にエロい絵が多かったように思えたのは、雰囲気が出ていた
のと手を使ったエピソードだったからかもしれない。
　グランディア3やった方ということで不安だったのですが、金田監督の演出は
悪くなかったな。
　変身するときザルバに剣を銜えさせる動作もかっこよかったです。
これいいなぁ。今までやってなかったですよね。

　カオルが演武中の鋼牙の手をスケッチするシーンが出てくるのですが、
緊張感のある手を描いているんですよね。なんだか親近感が。
　手のスケッチってこう、1本ピンとした緊張感があるポーズだと楽しい(笑)
まぁカオルはそういう理由で描いているわけではないのですが。
　その後いつもの口論に。間に挟まれる執事が哀れというか面白い。
苦労してんだなぁこの人(笑)
　口論はいつもの両者譲らないにらみ合いなのですが、あーもーもっと喧嘩
するがいいさ！　かわいいったらねーのですよムッハー！

　カオルの絵のエピソードは、100日しか生きられないという時限設定を感じ
させるモノローグがあって、ちょっとどきっとしますな。
　本人が生命活動にタイムリミットがあることと、鋼牙がおとりのために生かして
いることを知ったら波乱がありそうだ。

　鋼牙のうたた寝を手ネタだけで終わらせるのもったいなかったかもしれん。
　ソファでうたた寝してる鋼牙なんつー、めったにない無防備状態は色々と
使えるネタのように見えたので。男子キャラ萌えしている人にはおいしい
シーンだと思います。
　個人的には　いいラブ萌えどころだっちゅーとるんじゃぬらー！　と雄叫びを
上げそうでしたが。でもザルバとカオルのやりとりも良かった。

　零はおいしい役回りだなぁ。カオルのピンチ救って鋼牙にカオル預けて
「（もうちょっとで死ぬから気の毒なんで）泣かせないほうがいいんじゃね？」っ
て親切さんだな。言い方はめっちゃ皮肉効いてますが。
　魔導輪との会話から過去になんぞあったようなので、そのエピソードも
面白そうですな。楽しみ。

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