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プラネ9話心のこり。

 プラネテス第9話「心のこり」、いつものように本放送時の感想再掲載から。

 

今週もプラネテスは面白かったです。
心配していた作画も思ったほどではなかったし、宇宙格闘戦を
観ることができました。
 ハキムがああいったかたちで登場するとは思わなかったな。
同じ人に師事したという設定ができたわけで、この設定は後々おいしく
作用するはず。うまいです、これ。
 
 放送終了後にある「おねいさんの部屋」(命名わたし)に、ハチマキ役の
田中一成さんが出演なさってました。
 声優さんの顔には興味ないのでどうでもよかったこのコーナー。
田中さん登場で凍りつくわたくし。
 え……ハチマキ? り、リアルハチマキだーーー!!
 いやもう驚いたよ。ハチマキが現実にいたらこんな感じやもっつー
お方でしたのです。
もうちょっと痩せればもっと近くなる。
外見でキャスト決めたんちゃうかと思いました。

 本放送時は放送終了後、司会のおねいさんがミニコーナーをやっていた
んですな。で、そのコーナーにハチ役の田中さんがゲスト出演なされたと
いうわけです。
 このコーナー、監督の谷口悟朗さんや脚本の大河内一楼さんも出てらして、
なかなか面白かったのですよ。
 寒いときのほうが多かったが(笑)

 ちなみに谷口監督もかなりリアルハチっぽいです。

 さて、本日の感想。
 この回は絵は微妙なんだけど、伏線がばりばりはっており流れとしては
重要な回ですな。
 宇宙に行くことがあたりまえの世界なので、犯罪とそれを防止する組織が
出てくると、嘘未来がよりリアルっぽく感じられるんですよね。

 2話を観かえしてもらうとわかりますが、2話冒頭での未熟ハチと一緒
に出てくるのはギガルトです。
 ちゃんと「新入り」って言ってます。
 
 四角関係がらみはリュシーに注目してしまう。
ドスの効いた声出してましたが、これからもっと怖くなります(笑)

 EDアニメに人が加わったのはこの回からかな?
バイクで走るハチマキの背景に、沿道にいる人が出てきます。

 来週はこれまたとてもとても好きな話しです。
お時間の都合のつく方は是非。

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プラネ8話拠るべき場所。

 プラネテス第9話「拠るべき場所」、本放送時の感想再掲載から。

 円を描くような恋愛相関図になってまいりましたプラネテス。
こっち方面はスパイスとして効かせてくれるぐらいがいいなぁ、
なんて思っとります。スパイスはかけすぎるとくどいので。
 今回みたいなちらつかせ方をされると、「どうなってんだよ、おい!」
とテンション上がって面白いです。

 面白かったです。フィー姉さんの過去話をベースに、理想を追う
ために上へと昇る人間と、あくまでも現場にかかわっていきたいという
人間の話でもあり、踊る大捜査線が頭をよぎったりなんかして。
 前半はコミカルドタバタ、後半は独立愚連隊の活躍という展開で、
観ていて気持ちが良かった。

 クレアvsタナベのガチンコ対決に居合わせたハチは、そうとう冷汗もん
だっただろうと思います。この場面、めっちゃ修羅場なんだ……ぶるぶる。

 今観るとアニメっぽいところと、ドラマっぽいところが混ざっている回でした。
フィー姐さんがラビィに蹴り入れるところで、サングラスをする必要はないよね。
 このディフォルメがあってこそ、フィーのキャラが垣間見えるんだけども。
 フィーのラストゼリフはいい演技だなぁと。優しさがこもってます。
 
 エーデルの派手な私服も見物です。
 キャラ設定の足下を見ると、スモッグの中は派手なんじゃないかと想像
つくのですが、実際明かされるともさい派遣スタイルは仮の姿と言わん
ばかりの変わりよう。お約束ですね。

 次回も新キャラ登場です。
 予告をみると絵がつらいんですけど、実際動くとそう気にならなかった
ような気がします。

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プラネ7話地球外少女。

 プラネテス第7話「地球外少女」感想は、例によって本放送時の再掲載から……
といきたいんですが、当時私事でとても嫌なことがあったらしく、そのせいで
感想を上げてなかったようです。
 よって今回は再掲載はなしということで。まぁいつもの感想文ですけども(笑)

 まずはサントラ購入を迷っていらっしゃる方にはこちら。

プラネテス サントラ
TVサントラ 酒井ミキオ

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 挿入歌が収録されております。
 月面へと出るシーンにかぶさる挿入歌、タイミングがどんぴしゃり!
いやもうごあーっとテンション上がるんよこれが。

 ノノにとって、地球に行けないことは不幸ではないのですよね。
地球で育ったハチマキは、地球へ「帰れない」ノノに対して「両親を恨んだり
しないか?」と問うわけですが、それは地球で育った人間の価値観らしい。
 だからその質問にノノは屈託無く答えることができる。
ノノにとっては月こそが故郷であり、地球は還る場所ではないのだと。
 ローランドにとっては宇宙は厳しくて、しがみついていないと離れてしまう
場所だけれど、そこで育ったノノにとっては、あたりまえのように隣にある
ものなんだなぁ。

 地球で育ってる我々視聴者の視点=ハチであり、ノノの価値観を理解
できるものの共有はできない。
 それゆえ「私の海!」というノノをみて、少しばかりせつなくなってしまう
のでした。
 
 改めてみると前半15分の展開の速さが気になりました。
 アイキャッチが入って驚いちゃったよ。15分間でどれだけのイベントが
起こった? とか数してしまった(笑)
 ついていけないほどではないけれど、ちょっときゅーきゅーだったかな。

 やっぱりこの回は好きだ。大好きなんじゃー!
 原作でもこの話しが好きなんだけど、これはアニメの方が気に入っています。

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プラネ6話月のムササビ。

 ネットでプラネテス第2回公開されています

 プラネテス第6話「月のムササビ」、本放送時感想再掲載から。

 プラネテス第6話。心配していた作画より中身がすごいことに
なってました。忍者ってのはこれだったのか……3話までのプラネテス
が好きは私としては、行きすぎ感を覚えた話でした。
観てるのつらかったよ(笑)
 失職・ビザなし・離婚と重い問題も含まれていたのですが、
忍者ですべてふっとんじゃったよ。
超漫画ギャグで引いてもた。超漫画をやるんだったらとことんまで漫画すれ。
1・2話しか観ていない人が間とばして6話観たらなにごとかと思うよな(笑)

 もし自分が月へ行くことができたら、忍者ごっこはしてみたい(笑)

 最終回まで観たあとでは捨て回はないと思えるけど、やっぱり単体で
観るとそのー……つらい
 ここで視聴をやめてしまう方が出る可能性が高いため、既に最終話まで
観た人間はついお節介になってしまうのです。
6話はびっくりするだろうけどそこは乗り切れと。
 いままでのテイストとは違うものが、なんのまえぶれもなくぽーんと出てきた
からびっくりするんだよな。
 コンテって米たにヨシトモさんがきってるんですね。ビッグオーセカンドシーズン
といいこれといい、私が米たにさんと意識して観た話しはみんなこんなだな(笑)
 本放送時よりも余裕を持って観ているので、前よりいっそう1/6Gでの
アクションごっこをしてみたくなりました。トランポリンに乗ったときのわくわく感を
味わえそう。
 スタッフさんも忍者話を素で書いたわけではなくて、意識して馬鹿な作りに
したみたいですね。

 来週7話はとても好きな話しです。

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プラネ5話フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

 プラネテス第5話「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」感想。
 いつものように本放送時感想再掲載から。

 プラネテス第5話は絵の荒さが目立ってて、それが気になりました。
アップはいいんですけどね。
 お話も頑張りすぎというか力が入りすぎていて、スリと両親の会話とか
やりすぎ感が。
 悪い話ではないんですけど、盛り上がることなく終わってしまった。
 子供の言葉で宇宙に対する気持ちを再確認したハチのくだりは
よかったです。あと子供の頃は夢いっぱいだけど、そんなものはすぐ嘘に
なってしまうというところ。
キーワードのひとつですやね。
 4話までは繰り返し観ているのですが、5話は繰り返して観ることは
なさそう。
来週も絵は微妙だ……

 絵の微妙さはすでに覚悟できているので問題なかったけど、やっぱり
セリフがわざとらしいよなー。
 わざとらしいといえば宇宙定期便の携帯電話体型も(笑)
あれはデザイナーさんがねらってやったみたいですけど、「やりすぎました」
とおっしゃってた記憶があります。
 宇宙開発によりメインエネルギーが交代し、それにより職を失うという
設定だったんですね。ここは作品世界を現すいいところでした。

 女優役の声は本放送時、アニメ劇場番組アナウンスお姉さんだった
鈴木砂羽さんです。今だと大河ドラマで明里役でしょうか。

 来週は6話か……7話で初回の素敵度が復活するので、がんばって
ついてきてください。

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